アコギスト列伝(143): Raphael Rabello
本日のアコギスト列伝はRaphael Rabelloです。
日本ではほとんど知られていないブラジルのギタリストです。
ブラジルといえばボサノヴァですが
彼はクラシック・フラメンコ的なスタイルです。
元々ブラジルはクラシックとも関わりが強い国でした。
1989年交通事故にて重症を負います。
事故からは回復しますが、幾度の手術によって
輸血によるHIVに感染。HIVに悲観しコカインにおぼれていったそうです。
薬物依存とHIVに闘病中の1995年に亡くなりました。
彼は7弦ギター使いです。元々ブラジルの音楽ショーロでは
7弦ギターが結構使われます。
フラメンコ的な前奏からアルハンブラの思い出です。
ショーロというジャンルスタイルで弾いてます。
19世紀に成立したジャンルでジャズ的な即興要素をもつサンバ?とでも
いえばいいでしょうか?
ギター属の楽器が大活躍する楽しいジャンルです。
ブラジルのクラシック音楽にもショーロの要素を多分に取り入れてます。
ラファエルは今回は独奏です。