歌い手魂其の六十九・Beth Hart
今回は69回目なので、とっておきのロック姉さんを紹介します。
日本ではほぼ知られていない女性アーティストですが、
それが本当に勿体ないくらい彼女の歌には力があります。
アメリカのLAを中心に活動中のBeth Hart(ベス・ハート)です。
見た目も声も、かなりパワフルなBeth Hart。
初めて彼女の歌声を聴いた時は、本当に鳥肌ものでした。
低音が響く厚い声から、高音まで伸び、細かく利いたビブラートまで。
これだけの才能に恵まれていながらも日本ではほぼ無名と言うのが
不思議なのですが、どうやら1993年にデビューしたようです。
最初に最新のソロ・アルバムから“Fire On The Floor”。
Beth Hart - Fire On The Floor (Official Lyric Video)
私は最初にBeth Hartのソロアルバムを聴いたのですが、
元々はバンドとして活動していました。
(基本的に日本ではCDも手に入らないので、
こういう時にAmazonさんはとても重宝します)
ソロ活動をしながら、最近ではギタリストでシンガーソングライターの
Joe Bonamassa(ジョー・ボナマッサ)とよく共演しています。
本当に、もっと沢山の人に聴いてほしいと思う歌い手さんです。
多分私が初めて聴いたアルバム「Leave The Light On」から
アップテンポの曲調とシャウトが効いたアッパーな“Monkey Back”。
Beth Hart - Monkeyback 2005 live
バラード曲でかなり響いたのは“Mama”。
Beth Hart - Mama (Live at Paradiso)
動画を見るまでは弾き語りで歌ってるだなんて思いもよりませんでしたが、
それらの動画を見て益々Beth Hartに惹かれた私です。
ソロ曲ももっと紹介したいのですがキリがないので、
Joe Bonamassaと一緒に演っているものの中から一曲。
彼とコラボする事でよりブルース色が濃くなっています。
Joe Bonamassa with Beth Hart "Sinner's Prayer" Beacon Theatre November 5th 2011
また、最近はJeff Beckとも共演しています。
Beth Hart & Jeff Beck & Jools Holland Rhythm & Blues Orchestra - Nutbush City Limits
Joe BonamassaやJeff Beckとのコラボ曲もそうですが、
Beth Hartは沢山の名曲をカバーしています。
そして、例にもれずJanis Joplinの曲も。
私が以前見たのは“Piece of my heart”でしたが、
その動画はなくなっていました。
これは動画ではないのですが、
Janis Joplinの“Move Over”をラジオで歌っていたようです。
思いは尽きませんが、それを載せて今回は最後にします。
因みにJoe Bonamassaとの最新のコラボCDを
この夏にAmazonで購入したのにまだ来てないです。
そういうところ、Amazonさん徹底してないんですよね…。