歌い手魂其の九十五・斉藤和義
前回の『ゆず』と共演していた動画を紹介したので
今回は斉藤和義さん。
飄々としていて、いい感じで力が抜けていて、
いつでもぶれない強さを持っている素敵な方。
“歌うたいのバラッド”は大好きな大好きなラブソング。
斉藤和義 - 歌うたいのバラッド 【MUSIC VIDEO Short】
最初にこの曲を知ったのは、
大学の時に同級生が弾き語りで歌っていたのがきっかけですが、
今ではLivaealでもカバーさせて頂いている
本当に思い入れの深い曲です。
以前はyoutubeでMVを全編観れたのですが、
今はショートバージョンになってます。
このMVも大好きで、今でも泣ける自信しかありません。
1992年にオーディション番組で5週勝ち抜きした後、
1993年に“僕の見たビートルズはTVの中”でデビュー。
1994年リリースの“歩いて帰ろう”がポンキッキーズで流れてた時は
子供心に「何か違う」感を受けていました。
田島貴男さんとのコラボバージョンがとても素敵。
ちなみにこの曲はクレモンティーヌがボサノバアレンジした
フランス語バージョンをデュエットしています。
お薦めの曲も沢山あってキリがありませんし、
動画自体もそんなにないので1995年リリースの“大丈夫”を。
“幸福な朝食退屈な夕食”を聴いた時は衝撃的でした。
映画『ゴールデンスランバー』の
エンディングになっていたのでそのシーンを。
ゴールデンスランバー GOLDEN SLUMBER ENDING (幸福 な 朝食 退屈な夕食)
実は初めて聴いたのはカラオケでした。
「本当はカッコいいんだろう」と思いながら
冷静に見ていましたが…
私は作家の伊坂幸太郎さんも好きなのですが、
伊坂さんが斉藤和義さんのファンだと言う事もあり
伊坂作品と関わる機会の多い斉藤さん。
伊坂幸太郎さんが書いた小説『アイネクライネ』を元に、
斉藤和義さんが“ベリーベリーストロング 〜アイネクライネ〜”を
作詞作曲したというのも面白いお話です。
知名度が上がったのは2007~08年くらいだそうです。
確かに “ウエディング・ソング”はCMでもよく聴きました。
このさりげなさ、この感じが斉藤さんらしいし、
そこがまたいいのです。
2010年リリースの“ずっと好きだった”は
奥田民生さんとのコラボバージョンを。
因みに奥田民生さんのトリビュートアルバムでは
斉藤和義さんは“カヌー”を歌っています。
トリビュートアルバムもそうですが、参加作品がまた多い。
「これは聴いてみたい!」と言う作品が沢山ありました。
数年前に男性ボーカルの人とカバーをする機会があって、
その時に教えてもらったのは『BONNIE PINK』とのコラボ、
『サザンオールスターズ』の“真夏の果実”。
原曲の素晴らしさは言うまでもありませんが、
二人のハモリが切なさを引き立たせます。
最後に2011年リリースの“優しくなりたい”。
このMVはかなり洒落が効いてて好きです。
超ショートバージョンですが。
斉藤和義 - やさしくなりたい 【MUSIC VIDEO Short.】
ビートルズをオマージュに、浜田岳さんにリリーさんに、
まさか小堀さんまで(お笑いも好きな私)…。