SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

雨に唄えば

『舞妓はレディ』→『マイ・フェア・レディ』から、

『恋に唄えば』→『雨に唄えば』と思っていましたが、

『恋に唄えば』のレンタルがなかったので

名作ミュージカル映画特集を二週続けてする事にしました。

と言う事で、今回は『雨に唄えば』。

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タイトルがまず好きなんですよね。

 

トーキー(映画)の出現でハリウッドは大騒動。

それまでスターだったリナもその悪声から将来が危ぶまれる。

パートナーのドンはリーナの吹き替えに採用された

キャシーに目をつけ、親友のコズモと一緒に、

彼女を次代のスターに担ぎ出そうとする…。

サイレントから新たなる時代に突入した映画界の楽屋裏を軸に、

ケリーとレイノルズのロマンスを描いた名作ミュージカル。

(1953年・アメリカ)

 

私は小学生の頃に音楽から興味を持ったので、

この映画を観たのは小学生の時。

親がいない時に友達を呼んで、

泊まり込みで観たのを思い出しました。

まあ、そんな小さい頃だったので内容はうろ覚えです。

でも雰囲気はとても強くて、

雨の日にはよく「雨に唄っている」シーンを

思い出してはテンションを上げていました。

 

私達は音声がある映画(トーキー映画)が普通です

(トーキー映画って言うのも不思議なくらい)。

でも、それ以前の人達にすれば

トーキー映画誕生の衝撃は相当だったはずです。

それはもう計り知れない。

 

そう考えると、今の役者さんは昔より多くの事を

求められているのかもなぁ、とも思いましたが

一概には言えないのも事実で…。

 

今では普通になっている声と演技の表現。

私は音楽をやる人間として、

「何で口パクは否定されるのか」と

言う問題について色々考えさせられますが、

この映画はその根本を示してくれていると思います。

(それも現代になれば一つの表面でしかありませんが)

 

また、個人的に「喜劇」役者さんは

(勿論腕のある人に限りますが)

本当にすごいと思っていますので、

この映画の中ではドナルド・オコナーは

特に素晴らしいと思っています。

改めて喜劇役者の凄さを感じました。

 

雨にも唄いたいです。

 


Singin' in the Rain (雨に唄えば , Singin' in the Rain Theme song)