ロッカーズ
以前「青春音楽映画特集」をした時に、
twitterのフォロワーさんから教えてもらって
観てみたいと思っていた作品です。
「陣内孝則さんの」って聞いていたので
陣内さんが主演だとばかり思っていましたが、
陣内さんのバンド時代の話を映画化した物語でした。
博多のアマチュアバンド“ロッカーズ”。
メンバーは、いつもバンド活動を反対する両親と揉めているボーカルのジン、
筋肉マニアで女に見境なく惚れるドラムのモモちゃん、
合法ドラッグにハマりっぱなしでいつもグロッキー状態のベース、ガクチャン、
女系家族で育ち内股で、自分の行動を占いに委ねている
ギターのコーちゃん、というバラエティーに富んだ4人。
ある日、自分たちのロックに限界を感じていたジンは新メンバーを募集。
そして抜群のギター・テクニックを持つタニの加入が刺激となった彼らは、
真剣にプロを目指し始める。
(2003年・日本)
何と言っても、個性派俳優さんが勢揃いで、
キャラが立ってて楽しく、見応えがあります。
ちょい役にも大御所を使っていたり、とても贅沢です。
個人的には玉木宏さんがこういう映画に出ていた事が意外でした。
最初は実話を元にした話だとは知らなかったので、
時代設定を捉えるまでちょっと時間がかかりましたが。
アニメみたいな大袈裟な表現も、
そこは個性派の皆さん、よく魅せてくれていました。
テクニックよりは勢いで行くバンドではあるんですが、
前半と後半の演奏がガラッと変わっていて良かったです。
九州人の私からすると、まず博多弁で引き込まれました。
そして、ジンのお父さん役が味があって好きでした。
陣内孝則さんと言うと俳優さんというイメージしかありませんでしたが、
こういう下積み時代があっての今の立場なんだと思うと
また今までとは違った興味が湧いてきます。
予告編はなかったので、4人とタニが初めて合わせた曲
“恋をしようよ”の動画を。