歌い手魂其の九十八・上田正樹
前回紹介した有山じゅんじさんと大分一緒に
活動していらっしゃった上田正樹さん。
大阪の代表的ミュージシャンのお一人です。
上田正樹さんと言えば“悲しい色やね”をまず思い出します。
上田正樹 悲しい色やね ~OSAKA BAY BLUES.MP4
関西弁とブルースの相性は何でこんなにいいんでしょうか。
太くてちょっと嗄れた声が味わいを更に深めています。
デビューは1972年ですが、前回も紹介した
『上田正樹とサウストゥサウス』で注目を浴びました。
動画はありませんが、とてもカッコいいので“最終電車”を。
バンド全体のクオリティがとても高いのにびっくりです。
グループは1976年に解散し、ソロデビュー。
大阪の代表的な曲『BORO』の“大阪で生まれた女”を
これまた大阪の代表的ミュージシャン桑名正博さんと
歌っている動画がありました。
かなり意外なアレンジですが。
1992年リリースの “わがまま”も有名です。
活動は日本だけに留まらず、
特にアジア圏では広く受けいられているようですが、
動画を見ていると『上田正樹とサウストゥサウス』が
本当に多く、その頃の影響力を感じさせます。
また、カバーも数多くされていて、
特に素敵だし個人的にも好きな曲なので、
Louis Armstrongの“What a Wonderful World”を。
最後はやっぱり『上田正樹とサウストゥサウス』、
前回も紹介した曲で“俺の借金全部でなんぼや”を違うバージョンで。