【DTM】Jeskola Buzz(1):Build1503 をインストールしてみた
昔、使っていたJeskola Buzz。
最近、新しいバージョンも安定してきたようなので
試してみました。
2016年1月からアップデートがないようです。
とりあえず…
X64はインストールしたら途中でエラー。
起動はできたけどMachine同士の結線ができませんでした。
だけど、Machineが全然少ない。
と思ったらMore MachinesでDownloadを選択したら
グワーとインストールされたみたいです。
今度は音を出してみるとものすごく割れてます。
サウンドデバイスがWASAPIになっているので変更したら割れが収まりました。
■Jeskola Buzzとは?
音楽制作用のフリーソフトです。
簡単に以下のような特徴があります。
・MIDIではなくトラッカーという古くからPCにある打ち込みフォーマットを採用。
・Machineと呼ばれるプラグインソフトで機能を拡張している。
・Machineはハードウェアのケーブルを結線して音を出す。
途中でエフェクターを挟んだりできるのがMIDI系のDAWと違います。
・2008年より古いプログラムを廃棄し新しいバージョンを採用し、新機能が追加
-ピアノロール
-Machineの検索機能
などなど
・全ての機能は無料
ネット上で見かける情報は古いものばかりで新しいBuzzについて
あまり情報がないようです。
(当時は結構盛り上がってましたが、現在は音楽制作用のフリーソフトでも
ファーストチョイスにはならないようです。)
VSTがメジャーになる前からプラグイン中心のシステム構築などもしてて
影響を及ぼしていると思います。
クセがあるので、初心者よりある程度シーケンサーやDAWを触ったことの
ある方のほうが理解しやすいかもしれません。
新しくなった感想をば。。。
・良かった点
-プロジェクトファイルの可読性が高まった
→いままでのBuzzはMachieを個別にインストールしていないと
プロジェクトファイルを読み込めませんでした。
これが結構面倒なんですが、最初にガーとMachineをインストールしてくれる
おかげでかなり読めるようになってます。
-音が明らかに良くなった
→昔は安っぽい感じでしたが、明らかに音色は豊かになってます。
・悪かった点
-ピアノロールが思ったより使いにくい
→やっぱりMIDIベースのものとは違って独特なクセがあり、
PatternEditorより使い勝手がいいように感じませんした。
-やっぱりバギー
→動作が不安定な点があるのは昔からで相変わらずです。
細かいエラーは気にしない!?
昔は雑然としてコミュニティの中で英語のフォーラムで
活発にやりとりされていたのですが、今はほとんどの
情報はJeskola.netに集約されてます。
本体のダウンロードはもちろん、付随する
リソースの殆どはここで手に入ります。
Machines → プラグインはここに集約されてます。
Dev Stuff → 拡張用のファイルが集約されてます。
Random Files → コンフィグファイルが集約されています。
Wiki → BuzzのWikiへのリンクです。
Latest Polac VST Adapters → VSTを動かすためのプラグインのHPへのリンクです。
BuzzTunes.org → Buzzで作った曲が紹介されているHPへのリンクです。
Song Archive → 過去、皆さんがつくったプロジェクトが集約されてます。
BuzzGUI svn repository → GUI用のパーツが置いてあるようです。
Forums → Buzzの本家のフォーラム。
気が向いたら続きも書いてみます。