歌い手魂其の百七・Amy Winehouse
ずっと気になっていたのですが、
ちょっと前にアルバムを聴いてハマってしまって
最近ドキュメンタリー映画を観て刺激を受けたので、
今回はAmy Winehouse。
ここ最近では珍しい『the 27 club』、27歳の若さでこの世を去った、
本当にもったいない才能のミュージシャンでした。
Amy Winehouseと言えばグラミー賞を受賞した“Rehab”が
最初に思い浮かびます。
初めてこの曲を聴いた時はカバー曲だと思いました。
それくらい熟した音楽だと改めて思います。
2003年の1st Album『Frank』でデビュー。
これがイギリスでヒットし、一躍トップスターになる。
本人は生音にとてもこだわりを持っていて、
音楽もほぼ電子音は使っていません。
そのアルバムの中からまずは“Stronger Than Me”。
Amy Winehouse - Stronger Than Me
まだ20代前半だというのに、
本当に熟成したような深い声が印象的です。
アルバム全体を通して聴いてもいかに彼女が
古き良き音楽を愛していたかを本当に感じます。
こちらも1st Albumから“Fuck Me Pumps”。
2006年の2nd Albumはイギリスで1位を獲得。
ヒットを続け、2007年に全英で一番売れたアルバムになったそうです。
アルバムのタイトルにもなった“Back To Black”。
ただ純粋に音楽をやりたかっただけの彼女が、
一気にセレブの仲間入りをしてそのギャップに戸惑い、
ドラッグやお酒に溺れてしまったのは本当に遣る瀬無いです。
それだけ世界的セレブと言われる人たちの生活は
想像にも難い事なんだと思います。
2007年リリースの “You Know I'm No Good”。
Amy Winehouse - You Know I'm No Good
2016年に公開されたドキュメンタリー映画『AMY』を
最近観て、より一層Amy Winehouseに興味を抱きました。
私が観た感想も個人ブログに載せたので、
興味がある方はご覧下さい。
最後に、Tony Bennettとジャズのスタンダード曲
“Body and Soul”をデュエットしている動画を。
Tony Bennett, Amy Winehouse - Body and Soul (from Duets II: The Great Performances)