SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

【DTM】シンプルなシンセで使い方を覚える③:TAU Bassline

どもdeeです。

 

前回は基本的な機能の説明をしたので

今回は実践編になります。

前回の記事はこちらから。

livaeal.hatenablog.com

 

どう打ち込むか?Decayを活かす打ち込み方

Tau BasslineはエンベローブのDecayしか調整機能がありません。

なので音価をぐっと長くとるより

スタッカートに打ち込んでおくとDecayの機能が活きて来ます。

例えばこんな感じ。

f:id:livaeal:20170505121915j:plain

 

フレーズは16beatなんですが音の長さは

32分音符で打ち込んでます。

動画は最初はDecayの値を最小にして段々上げていきます。

トーンがスタッカートから段々レガートになっていって

フレーズの感じが変わっていくのがわかると思います。

 

 

 

このようにDecayの機能を活かすためにスタッカート気味に

打ちこんでおきましょう。

 

CutoffとQ(レゾナンス)の使い方

CutoffとQの具合でサウンドが変わります。

固定してトーンの調整するのももちろんいいのですが

TB-303の場合、積極的にパラメータを動かしましょう。

長い曲が盛り上がるにつれてフィルターも

どんどん開いていく…そんな使い方です。

Qを深くすることによりビヨビヨと下品な音になります。

このようなビヨビヨとした音は「ACID Bass」と呼ばれる

シンセの定番テクニックです。

Envのパラメータも含めて

思いっきり上げるとピーピーと発振するようになります。

サウンドを過激に壊すときには発振まであげてください。

 

Glideの使い方

Glide機能はスライドのような機能です。

ノートとノートをポルタメントで繋げます。

Glideの機能を使うには

Glideツマミを上げてツマミ横のランプが

赤くなっていることを確認してください。

一時的にGlideの機能を無効にしたい場合、

Glideツマミ下のRETRIGスイッチを右にします。

Glideはms(ミリセカンド)単位で音をスライドしきる

時間を設定します。

 

打ち込みの方法は下記○箇所のようにノートを少しだけ

重ねて打ち込みます。

f:id:livaeal:20170507123700j:plain

 

動画は上のピアノロールのフレーズをループして

Glideのmsの値を変化させてます。

70ms近辺ではしっかりピアノロール通りの音程が

出せてますが、それ以上になると音の長さより

ポルタメントのほうが長くなるため

狙った音程に到達しません。

ただこれはこれでエフェクトとして使うのは面白いので

場合によって使い分けましょう。

 

次回で最終回で、エフェクトを使ったり

複数のTau Basslineを使ってみたテクニックを紹介します。

次回はこちら。

livaeal.hatenablog.com