ニッチなギターテクニック練習研究(016):Steve vai から学ぶタッピングあれこれ
どもdeeです。
今回はSteve vaiからタッピングのフレージングを学んでいきます。
とりあえず4例。
右手チョイ足しパターン
譜割りが5連譜含みでまんま応用はしにくいですが
要は1弦対し左手2音+右手1音のパターンです。
上昇フレーズではトップノート1弦17fをチョイ足し。
下降フレーズでは素直に下降せず、2弦17fでフックを入れてます。
ギターソロの一節やオブリガートにちょっとトリッキーな
響きを与えることができます。
手が小さいとストレッチが少し厳しいかもしれませんが
自身のフレーズと取り入れる場合は、タッピングを挟むコンセプトを
マネするといいかなと思います。
ピッキングあとに右手をネックに持っていくところクセつけましょう。
エキゾチックな響きの演出
先ほどの右手チョイ足しパターンの3弦跨りのフレージングですが、
テクニック的なところより、音の並びが変則的で面白いです。
特にアウトしている音を使っているわけではありませんが、
3弦の8f→9fから2弦の7f→10f→14fの運びがサウンド的に
ちょっとエキゾチックな感じです。
曲の中でハッタリ的なキメフレーズとして取り入れると変態度が増しますw
ボスハンズタッピング
左手をネックの上から出して、小指あたりで弦のミュートをします。
Vai先生自身の写真をお借りするとこんな感じで弾きます。
左手人差し指を4弦10f、中指を1弦10fに使います。
右手人差し指を5弦12f、中指を3弦12f、薬指を2弦13fにセットして
シーケンシャルに全ての音をタッピングで出します。
フレーズは早いですが最初はゆっくり弾いて
徐々に早くしていくといいと思います。
ワイドな下降パターン
5弦移動のワイドなパターンです。
譜割りはともかくパターンとしては割りとシンプルです。
上昇パターンにタッピングは少し使いづらいのですが、
下降パターンには自然に使えます。
早弾きを取り入れたいけど、フルピッキングは苦手・・・
そんな人にオススメのフレージングです。