【ギター】フレットについて
どもDeeです。
今日はフレットについて。
相当弾きこむ人でない限り、
なかなか交換に踏み切らない反面
拘る人はガンガン交換するパーツでもあります。
なかなか交換に躊躇するのは、
リペアショップで交換を依頼すると
3~4万円くらいかかってしまうためですかね。
自分、あんまりフレットに拘りはありませんが、
フレットの種類によって
弾きごこちやサウンドが変わることは
認識してます。
◼︎硬いフレット、柔らかいフレット
フレットの材質は主にニッケルシルバーです。
90年代以降、高級ギターには
ステンレス製のフレットも
採用されることも多くなりました。
ビッカース硬さという聞き慣れない単位があります。
ビッカース硬さとは金属の硬さを示す
単位でHVで表記されます。
ステンレスシルバーは
大体150HV前後あることが多いです。
それに対してステンレスシルバーは
200~300HVと圧倒的に硬い。
フレットは硬いとサウンドは
金属的にトレブリーになり
アタックも強調されます。
聞いた印象は立ち上がりが早く
音も明瞭になります。
因みにステンレス製のフレットは
殆どフレットは減らないし
表面も錆びにくく、光沢を残します。
メリットが多いように見えますが
実際は、ヴィンテージトーンとは
かけ離れた印象になるため
定番ギターに搭載すると
違和感あるかもしれません。
◼︎フレットの高さ
演奏性に一番、影響あるのは
フレットの高さかもしれません。
フレットが高くなると
指が指板に触れにくくなるため
押弦するときに力がいりません。
反面、高いフレットは
強い力で押弦すると
ピッチがシャープしやすいデメリットがあります。
力が入った状態だと弦が食い込み
指を傷めることもあります。
アイバニーズなどの
ハイテクギタリスト御用達のギターは
高いフレットを標準装備していることが
多いです。
◼︎フレットの幅と先端の形状
フレットの幅は太めのほうが
先端が丸っぽくなりスライド時に
滑らかを感じると思います。
フレットが細めのものは四角い形状で
スライドに引っかかりを感じることが
あるかもしれません。
フレットの形状が三角に近いものは
幅があってもスライドが
スムーズでないものがあります。
自分が所有してるギターだと
Parkerはステンレスフレットです。
他は基本的にノーマル。
ステンレスフレットは機能的な
メリットは大きい反面、
どうしてもイナタさに欠ける感じです。
うちのギターならスタインバーガーは
ステンレスフレットでもいいかも。