絶壁の上のトランペット
今週の音楽映画はちょっと評価が難しかった日本の作品を二つ紹介。
今日はストーリーとしては悪くなかったんだけど…と言う感じだった
『絶壁の上のトランペット』。
うーん、もったいない映画でした。
東京で写真の勉強をしていたアオイは、
心臓移植の大手術を受けて命をつなぎ、
療養を目的におじを頼って沖縄の美しい島へやってくる。
夏祭りを目前に控えた島で、ポラロイドカメラを手に
海岸を散歩していたアオイの耳に小さくトランペットの音色が響く。
彼女が音を頼りに近づいていくと、ジオが絶壁の上で音を奏でていた。
(2016年・日本)
セリフが聞き取りづらく、中々世界に入り込めませんでした。
演技が良い人と悪い人とのギャップも激しく、
それも世界観を遮ってしまう要素だった感は否めません。
二人がどこで恋に落ちたのかもよく分かりませんでした。
こんなに主体と統一性がない映画は久々かもしれません。
テーマとしてはすごくいいのに、もったいない。
タイトルになってるトランペットも良さを発揮してなくて残念です。
見せたい所が散らばってしまったのかな。
自然描写はきれいでした。