タイヨウのうた
前々から気になっていたYUIさん主演の話題作、
『タイヨウのうた』をやっと観ました。
YUIさんの曲をちゃんと聴いてみたくなりました。
太陽の光にあたれない“XP(色素性乾皮症)”という病気の薫は、
学校にも通えず、唯一の生きがいは
夜の駅前広場で路上ライブをすることだった。
そんなある日、彼女は孝治という青年と会い、
急速に親しくなっていく。
しかし、孝治に病気のことを知られてしまった薫は、
初恋も歌もあきらめてしまう。
(2006年・日本)
とても飄々としていてあんまり人間の温度を感じないような
結構良かったです。
お世辞にも演技力があるとは言えないYUIさんに、
周りの俳優さん達がいい立ち回りをしていた感じを受けました。
特に、お父さん役の岸谷五郎さんはさすがでした。
お父さんが娘を思う気持ちには心を打たれます。
病気の事や音楽等のストーリーと、演技や演出等を統合して、
個人的には現実感と非現実感がおかしく作用したのか、
そこまで世界観に入り込めなかったのが残念です。
でも、歌っている姿はとても良かったです。
この映画は「YUIのPVだ」という意見もありましたが、
観て「なるほど」と納得しました。
演技をしている時と歌っている時の差が凄かったです。