EDEN/エデン
前回に引き続き、DVDのあらすじを読んで
興味があったので借りてみた作品『エデン』。
残念ながら、あんまり世界観に入り込めませんでした。
エレクトロミュージックが台頭する1990年代フランス、
大学生のポールは親友とデュオを結成し、DJとしての一歩を踏み出す。
瞬く間にパリのナイトライフの寵児となった彼は、
成功と名声によって金銭感覚が狂い始め、
ドラッグに溺れ、恋人との仲も悪化していく。
やがて、ポールが作る音楽は最新のクラブシーンとずれていき…。
(2014年・フランス)
フランス映画独特の静けさと、DJのノリとのギャップが
不思議な混沌を醸し出していて序盤は良かったです。
ただ、その後あんまり山場がなかった印象で、
何となく流し見してしまいました。
場面転換も多くて、本当は深い事を言わんとしているのを
感じ取ってはいても、掴みどころに欠けました。
ただ私は音楽をやっていても、
実際DJの人と関わった事はほぼないので、
DJの腕でその場のノリを動かす力があるのは
純粋にすごいと思いました。
また、移ろいやすい時代の移ろいやすい仕事をする事の
難しさと厳しさを感じます。
『ダフトパンク』とか好きな人は楽しめるかもしれません。
(その時代の音楽が中心なので)