ベイビー・ドライバー
今日もGWにおススメの作品をご紹介。
スピード感とアクションに引き込まれる『ベイビー・ドライバー』。
公開中から気になってた映画で、「音楽映画」なのかな?と思っていましたが、
思っていたよりちゃんと音楽映画でした。
幼い時の事故の後遺症によって耳鳴りに悩まされながら、
完璧なプレイリストをセットしたiPodで音楽を聴くことで
驚異のドライビングテクニックを発揮するベイビー。
その腕を買われて犯罪組織の逃がし屋として活躍するが、
デボラという女性と恋に落ちる。
それを機に裏社会の仕事から手を引こうと考えるが、
ベイビーを手放したくない組織のボスは、
デボラを脅しの材料にして強盗に協力するように迫る。
(2017年・アメリカ)
「音楽」にもそして「音」自体に異常に敏感なで繊細なベイビー。
そんな彼が手話で会話するのにもその意図の深さを感じました。
音にこだわる理由も理解できるし、
音楽を聴くという事自体がその時代時代で
聴き方やスタイルを変えているんだなぁと思うとまた興味深いです。
“今”残されている曲を“どう”するのか。
それがまた“今”であり、“更新”なのかもしれない。
過去の曲もそうして更新されていくものだし、
だからこそ今でも過去の曲が生き続ける一つの方法なんだなぁと。
もっと色んな曲が出てくるのかなと思ってましたが、
そこまで曲数は多くなかった印象です。
“音楽と車”というコンセプトは良かったし、
飽きずに楽しめましたが、個人的には最後がもう一歩…。