SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

シタール&インド

お疲れ様です。deeさんです。

「し」ってことで「シタール&インド」でいきましょう。

シタールとは、
インドの弦楽器でギターのように弾きます。
ミョン〜♪といった特徴的な音がでます。

俺が使っているのはエレクトリックシタール
エレキギターシタールの音になるような
バイスがブリッジに装着されています。

ギターの6弦の上には13弦の共鳴弦?が付いてます。

エレクトリックシタールはギターと同じ
フィーリングで弾けますが本物のシタール
もっと複雑な楽器です。

上下2段に弦が張られて
上にはそれぞれ役割が違った6〜7本の弦があり
下には共鳴のための11〜13本の弦が張られています。

インドの音楽は、独特な体系を持っており
ポップスなどに使用される
西洋音楽とは、音楽理論も異なってます。

インドの音楽はラーガという旋法によって構築されます。
本格的にやっている人には怒られそうですが
ラーガのことを砕いて説明すると
所謂、スケールとそのスケールの利用法といったところです。
ビブラートをどこに入れる、アクセントを入れるタイミング、
スケールのメロディの作り方もラーガごとにルールがあるようです。

使用されるラーガは1日の時間帯でも変更され
朝・昼・夕方(夜)によってラーガを使い分けるそうです。

地域によっても変わるそうです。
インドの北と南では文化の違いもあるとか。

シタールといえば、世界的に有名な奏者は
ビートルズと共演したラビ・シャンカールです。
彼には2人の娘がいて、後継者になっているようです。
娘のアヌシュカー・シャンカールとの共演動画は
Youtubeでも多く見られます。

ラビは2012年に亡くなってしまいました。
ラビの功績は、フラメンコにおけるパコデルシアの功績と似てるかなと
感じてます。インド音楽の魅力を世界中に伝えました。

古典インド音楽については
なかなか敷居が高いので追求してませんが
エレクトリックシタール
ビートルズから使用されています。
俺の好きなパットメセニーも名演を残してます。
ジョジョの奇妙な冒険の3部のエンディングで使用された
last train homeという曲です。

この曲でのエレクトリックシタール
あんまりインドっぽい使い方じゃないなあと
思っていたのですが、
Jojo好きの友人と話したときに
「あの曲ってエジプトっぽくていいよね」と
言っていたので、トーンが与える印象って強いのかなって
改めて感じた次第。

全然関係ないですが、最近はlast train homeが演奏されるときには
アコギが使用されることが多いのです。
アレンジの違いが面白い。下の動画のライブは生で見ました。

民族音楽って西洋音楽では説明できない不思議な感じがあって
とても魅力的です。
インドはポップスもインドらしいアレンジが施されていて興味深いです。
それは、また別の機会にしましょう^。

次は「と・ど」かなあ。