UA（とAJICO）

UAさんは独特の歌声と歌詞の世界観で
その表現力も多彩なヴォーカリストです。

私は『情熱』で彼女の事を知りましたが、
2nd albumの『アメトラ』は良く聴いていました。

彼女のオリジナリティ溢れる声は、
何を歌っても、「UA」の曲に聞こえるから
それはとても素晴らしい事だと思います。

以前、youtubeで彼女の動画を見ていた時に、
こちらも私が好きなミュージシャン、
ego-wrappin'の中納良恵さんと
「色彩のブルース」を歌っていて見入ってしまいました。
中納良恵さんも個性的な歌声の持ち主ですが、
二人の強い個性がぶつかり合う事無く
すっと馴染んでいるのは面白いです。

また、UAは2000年に「AJICO」というバンドを
元BLANKEY JET CITYの浅井健一さんと一緒にやっていますが、
これにもヤラれました。

メンバーはUA、浅井健一、TOKIE、椎野恭一さんで、
こちらも強い個性の集まったバンド。
その4人が奏でる音楽はたった一枚のアルバムで
終わってしまうのは本当に惜しいくらい
（正しくは「活動休止」と言う事ですが）
「AJICO」としての音楽性・世界観を繰り広げています。

BLANKEY JET CITYの「ペピン」始め、
UAの「悲しみジョニー」など、
憎いくらいにカッコイイ曲に仕上がっています。

「色彩のブルース」でもコミカルな演出をしていましたが、
喋るとがっつり関西弁で（元々ダウンタウンの大ファンだったそう）
ライブとか相当楽しそう
一度は観てみたいものです。

あらゆるヴォーカリストを聴いて思うのですが、
知らない曲でも「この人の声だ」と分かる
声の持ち主と言うのは本当に凄いと思います。

と言う事で、次は「あ」もしくは「こ」で

悠久子

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