アコギスト列伝(071)Larry Coryell
本日のアコギスト列伝はLarry Coryell。
彼は初期から、音楽のクロスオーバーに取り組んでいたギタリストです。
ジャズ・フュージョンをベースしながら
自由に音楽を行ったり来たりできるプレイヤーです。
セッション好きで様々な人との共演が残されている反面
彼自身の音楽性に着目される機会が少ないような気がして残念です。
ギタースタイルとしてはジョン・マフラフリンやアル・ディメオラ系の
ピックでバリバリと弾き倒すスタイルです。
一時期、井上陽水さんのバックバンドに参加していたとか。
陽水さんは結構フュージョン系のギタリストを好む気がします。
70年代、オヴェーションギターに着目しアコギのライブばかりやっていたそうです。
ギターシンセを取り入れたり新し物好きのようです。
Larry Coryell - Ravel's Bolero Expo 92
ご存知のボレロですが、すばらしいアレンジです。
どっか民族音楽的ながらアグレッシブで遊び心があります。
John McLaughlin, Larry Coryell, Paco De Lucía - Meeting of the Spirits
スーパーギタートリオでは第四のメンバーっぽいポジション。
アルやジョンが欠員のときには大抵ラリーがいるw
パコは多分律儀な正確なので、大体いますw