ピッチ・パーフェクト
DJを目指しながらも、父親の勧めもありアカペラサークルに入った主人公。
同じ大学内で、男性アカペラクラブと女性アカペラクラブの対立がありつつ…
私は基本的にバンド畑出身なので、
“楽器と声”の奏でる音と言うのにとても魅力を感じます。
多分、(ジャンルは違うにしても)主人公のベッカも
元々はそういう感覚だったと思います。
伝統を守る事も勿論大事だけれど、
それに固執してしまったら結局「時代」と対する事は出来ないし、
“昔”の物を重んじて“今”表現出来る方法を探るからこそ、
また新しいものが出来るんだと思わされました。
それにしてもアメリカの学生映画と言うのは良く分からない部分が多いです。
何と言うか、「お主、ホンマに大学生か?!」みたいな所は多々あるし(笑)
それは日本人には分からない文化だし、
当然それが何だというわけでもありませんが
所々でそういう物を感じさせられる部分が多かったので。
でもまあ、声が表現出来る可能性を描いている楽しい映画です。
この作品は沢山の曲をアカペラで表現していて、
知らない曲も数多く奏でてくれています。
色んな対立を経て作り上げられた最後のシーン曲を。
アカペラの奥深さが感じられます。
Pitch Perfect (10/10) Movie CLIP - The Finals (2012) HD
DJ・バンド・ユニット・アカペラetc…
音楽を表現する方法は沢山ありますが、
良いと思った音楽を自分なりに、自分達なりに作り上げ、
表現すると言う事はとても奥が深いものだと言うのを実感させられました。
因みに、エイミーが渡辺直美さんみたいに見えたのは私だけじゃないはず…
というか、この映画のプロモーションで彼女が出てましたねw
でも正直、全体的には楽しめた作品だけど、
音楽的に刺激的だったわけではないかな。
と、そういう気持ちがありつつ、一応2も観てみました。
それは、次回へ続く。