ムーラン・ルージュ
P!NK・Christina Aguileraと続けて“Lady Mamarade”を紹介したので、
今回はその元となった映画『ムーラン・ルージュ』。
1899年、夜のパリに瞬く魅惑のナイトクラブ“ムーラン・ルージュ”。
その華麗なショーは人々を魅了したが、
実のところセットにカネをかけすぎ経営は火の車。
オーナーのジドラーは、資産家の公爵に
新しいショーの主役サティーンをあてがうことで
投資を引き出そうと考えていた。
本格的な女優を目指していたサティーンもパトロンを必要としており
ジドラーの申し出に不満はない。
しかしサティーンは青年舞台作家クリスチャンをパトロンと勘違いしてしまい、
それがきっかけで二人は愛し合うようになってしまう…
（2001年・アメリカ）
個人的に、こんな豪華絢爛な雰囲気がまず大好きです。
二コール・キッドマンはきれいだし、
ユアン・マクレガーは意外な歌の上手さを披露しています。
最初はとてもコミカルで、物語が進むにつれて
次第にシリアスになっていきます。
常套手段ではありますが、その分かりやすさも嫌いじゃないです。
個性的な俳優陣に、何と言ってもエルトン・ジョンやビートルズ、
はたまたニルヴァーナなどの名曲を
思いもよらないアレンジで奏でているのもかなりの見所です。
その中から、エルトン・ジョンの名曲、“Your Song”。
Moulin Rouge "Your Song" movie scene
愛をテーマにしたこの映画。
サティーンはその愛を選ぶのか、お金や名声を選ぶのか、はたまた…
内容が読めたところでも、
そこここにその切なさやどうしようもない苦しさが感じられます。
何度も観ている私ですが、それは見る度にまた姿を変えて心に響きます。
最後に、私が好きだったシーン“Roxanne”。
元々はPoliceの曲だったと言うのは知らずに観ていましたが、
原曲とは全然違った大胆なアレンジが素晴らしい一曲です。
