歌い手魂其の六十八・Sam Cooke
前回、トータス松本さんのカバーで最後に載せた
“ワンダフル・ワールド”のオリジナル、Sam Cooke。
まずはその“Wonderful World”を。
Sam Cooke - Wonderful World [HD]
さらりと歌っていますが、とても奥深い曲です。
小さい頃から聖歌隊で歌い、
ゴスペル・グループのリードボーカルをしていたSam Cookeは
1957年にソロ歌手としてR&Bに転向。
“You Send Me”がヒット。
Sam Cooke - You Send Me (Live)
柔らかさに包まれたような落ち着いた歌声ながらも、
その歌唱は特別感を抱きます。
それにしても、こんな昔の映像が残ってて、
それをyoutubeにアップする人がいるというのは
凄い事だし、ありがたいものです。
1960年代にはR&Bチャートだけでなく、
ポップチャートでも上位に入ります。
その中から “Chain Gang”。
Sam Cooke - Chain Gang (High Quality)
私はSam Cookeを意識して聴いていたわけではありませんが、
オールディーズやソウル・ミュージックのオムニバスを
良く聴いていた時があるので、
「あぁ、この曲もSam Cookeだったのか」と
改めて気付かせてもらいました。
でも、Sam Cookeはあまりに短命でした。
1964年に33歳という若さで射殺されています。
また個人的に意外だったのは
作詞・作曲もSam Cooke自ら行っていたそうです。
今でも多くのアーティストがカバーしています。
歌唱力をいかんなく発揮している“A Change Is Gonna Come”。
Sam Cooke - A Change Is Gonna Come (Official Lyric Video)
他にも紹介したい曲はありますが、
最後に、このノリとグルーブ感が好きだった
“Twistin' The Night Away”。