SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

King crimson

でもdeeです。

今回は「K」で「King crimson」でいきましょう。
英単語で書くと「ん」でもしりとりが終わらない。。。

ロバート・フリップがリーダーのバンド。
所謂プログレジャンルの代表的なバンドです。

プログレッシブ=進歩的

それを体現する音楽性。
時代によってメンバーを変えながら
フリップの理想を追求している形です。

初期は初期のシンセサイザー、メロトロンと
けたたましいサックスを使用した
ちょっと幻想的?なサウンド。
その後、一度バンドは解散。

メンバーチェンジを挟んだあとはヘヴィロックの
スタイルに変化します。
奇怪なパーカッションやヴァイオリンを含む
やはり一筋縄ではいかない編成です。
積極的に作品発表とライブツアーをこなした結果
メンバーは疲弊してすり減ってしまい
再びバンドは解散します。

さらに再結成したときには、ニューウェーブ的な
音楽性に変わっており、アメリカ人メンバーの
加入もあって旧来のファンから批判されたりしました。
Gi+Vo、Gi、Ba、Drとオーソドックスな編成ですが
Baがギターの音域までカバーするスティックという楽器を
使用したり、Drはシンセドラムを、Giはシンセギターを使用するなど
やはりひねくれた感じであります。
この編成でも3枚のアルバムを発表し解散します。

さらにさらに再結成したときには
Gi、Ba、Dr×2というダブルトリオというコンセプトをぶちあげます。
Baはさらに2人ともスティック系の楽器を扱うという変態さ。
音楽性はよりモダンなヘヴィさになってます。

以降、フリップはバンドを上手にコントロールできなくなったのか
ダブルトリオのメンバーを数人間引きしながらアルバムを重ねていきます。
現状ではトリプルドラム編成・・・。

ギタリストとしてのロバートフリップは
なんともスタイルを形容しがたい感じですが
基本的には良いリフを作るギタリストって言っていいでしょうか。
所謂、メロディック、ブルージーなソロをとるタイプではなく
インプロ主体ですが、ジャズというより現代音楽に近い無調感が特徴です。

ただジミヘンドリックスがフリップのギター・プレイに感銘を受け、
フリップのライブを観た後に楽屋を訪れた際、
「心臓に近いほうの左手で握手してくれ」と頼んだという逸話があります。
ちなみに二人とも左利きだそうで。

最近、解雇されてしまったらしいのですが
80年代のニューウェーブ路線から加入したGi+Voのエイドリアンブリュー、
こちらのほうが実は好みです。

フリップの真面目な性格もあってクリムゾンは硬派なバンドなのですが
ブリューが加入したアルバムの1曲目は彼のこんな語りから始まります。
「象さんのおしゃべり!w象さんのおしゃべりなんだってば!w」
そして実際にギターで象の鳴き声をギターで表現するという変態さんです。

デヴィットボウイやトーキングヘッズとも仕事しており
ニューウェーブに影響を受けた世代にはカリスマギタリストとなってます。
最近ではナインインチネイルズとのコラボが大きな仕事ですかねー。
なのでブリューの解雇は残念です。

実は自分は、ブリューと同じギター、Parker Flyを使ってます。
実はブリューが使用する前から使ってたんですけど。

そんなParkerでクリムゾンのRedを弾いてみたTwitterを上げて
今日は了です。
次回は「n」かなー。