SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

AviUtlから想ふ

どもDeeです。

今回は「a」で「AviUtlから想ふ」で。


ちょっと前にLivaealの新曲MVを
完全自主制作で作りました。

カメラはiphone、いつものスタジオで証明1台持ち込んで
2人でアイデアを出しながらパフォーマンスしていくわけです。

その動画素材を元に、今度は編集作業です。
映像に対するアイデアは色々ある反面、
具現化するに技やらは学びの途中にあります。

今回、動画編集に使用したのはAviUtlというフリーソフト
音楽制作でも言えることですが、コンテンツの急激なデフレとともに
制作ツールもフリーで有用なものが増え
さらに洗練されていったり淘汰されていったりしてる時期ですね。

ソフトウェアプログラミングもやる自分としては
無償で制作ツールを組み込んで公開していただけれるのは
とてもありがたい(しかも、しっかり使えるってのがいい)。

AviUtlは大元となるホストアプリがあって
足りない機能はプラグインによって補う作りになってます。
音楽制作のソフトでも似たような作りになっているものがあり
VSTの存在がCubaseの立場を押し上げました。
かつてJeskolaBuzzという音楽制作用のソフトがあり
そのソフトもプラグイン形式を採用していたため
プラグイン開発者が多数現われ、コミニュティが
ネット上で国境を越えすごく盛り上がったのを思い出しました。

Buzzは一時期よりも下火になっています。
その欠点を補うべくクローンソフトも開発されましたが
Buzzほどのムーブメントになりませんでした。
VSTも含めフリーのソフトシンセやエフェクトに
似たようなもの、しかも質としてイマイチなものが溢れだすようになり
それ以上のものがなかなか数が少なくなり
商用ソフトは、革新的・洗練された製品を出すようになって
音楽制作用のフリーソフトとの差が広まってきているように思えます。

PCは多くの人を作品制作に導いたと思いますが
コンテンツが飽和し、質が低下していく傾向にあるようです。
質の低下に気づき、雨後の筍のような出ては消えていく
ムーブメントに自分をすり合わせるのではなく
質で勝負するからこそ、商用は商用と成りえるのかと感じた次第。

AviUtlをありがたく使わせていただくとともに
自分の作品が、ネット上のゴミにならないように
稚拙ながらも一生懸命作ってみました。


この文章を見ているあなたの心に
Livaealの作品が少しでもひっかかってくれたら
幸せです。

次回は「ふ・う」で。