SHIINBLOG

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Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

ギターマニアが見る浦和ギターカーニヴァル(ペッテリサリオラ)

やっと見てきました。ペッテリサリオラ。

浦和ギターカーニヴァル 2017/5/14です。

 

最初に言いたいことをまとめると

・サリオラはやっぱり凄かった

・リバーブをピアノのサスティーンペダルのように使うのがトレンド

 

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※ライブ後、物販も自分でやって握手やサイン、写メにも笑顔で応えてました。

 

イベントは11時からだったようですが、自分はメインステージが始まる時間から

観に行きました。

チケットは完売とのことでしたが、客席はまばら。

自分の席も左右両方が空いている状況でした。

結構、子供連れが多かったみたいだし

お目当てのアーティストを見たら帰っちゃう人もいたみたいです。

 

・ペッテリサリオラ

 

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出演順と合ってませんが、まずペッテリさんから。

とりあえず身長が高く脚が長い…

ギターを持つ立ち姿が美しいですw

 

最初からスラム奏法全開で1曲目。

キック、スネアの役割の打音は

思ったよりも抜けてこない印象でした。

むしろチューニングを下げた5,6弦の存在感が

すごい。そしてゴーストノート…

スラム奏法そのものよりベースとギターの役割を

一人でこなす為の各弦の役割分担がハッキリしてる

ところにあのサウンドのヒミツがあるのかなー。

リズムを刻むときも絶えず動きまわり

ロボットダンスのような独特のステップを踏んで

常にお客さんを意識しながら

スーパーなプレイを繰り出していきます。

 

2曲目は自己紹介。

英語で「自分のライブを以前に見たことある人?」みたいな

質問して「あんまり多くないみたい」なことを言って

自己紹介を始めます。

5歳の頃からクラシックギターを習ってたことや

バンドでベースをやってたことみたいの話し

自分のバンドをやりたくなったと言って

後ろを振り返ると誰もいないゼスチャー…

そしてスラム奏法の説明を始めます。

キック、ハット、スネア、ベース、リズムギター

順番に音を足して1人バンドサウンドを

どう組み立てるか説明。最後には超ファンキーな

曲になってる…( ゚д゚)

 

3曲目にはエンジニアさんを紹介したあと、

「ちょっと休んでいてもらおう。アコースティックのライブだからね」

みたいなことを言ってギターケーブルを抜いてしまいました。

そのあとステージを飛び降り客席を歩きながら

演奏を始めます( ゚д゚)

皆んな盛り上がってしまい、手拍子にも熱が入ってしまうのですが

完全なアンプラグド状態のため演奏が聞こえなくなってしまいます。

その為、サリオラは手拍子じゃなくて皆んなに指パッチンにしてくれと

ジェスチャーします。

途中の空席では客席に座って演奏。ステージに戻る際には

客の手拍子でグルーヴを止めません。

 

その後はクラシックを演っていた話をして

スタッフさんがイスを出してきます。

今までアクティブに演奏してましたが、

この曲はしっとり演奏。

サリオラは沢山のエフェクターを足元に置いているのですが

一番印象に残ったのがスラム奏法を止めて

アルペジオなどでコードを弾くときに

凄く広いリバーブやディレイを入れます。

その使い方はさながらピアノのサスティーンペダルのよう。

 

最後は出世曲のプライムで短いステージが終了。

本当に驚きとサービス精神の連続でした。

彼が演奏してる姿は、まさに身体全部を使って演奏してるよう。

 

・打田十紀夫

メインステージ一番手は、打田十紀夫さん。

ラグタイムやカントリーブルースなど

アメリカンルーツミュージックのアコースティックギタースタイルを

啓蒙してるTabギタースクールの主宰でもあります。

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普通のアコースティックギターのほか

リゾネータギターも持ってきてました。

MCが軽妙で場数の多さを感じました。

チューニングの話になり

「最近は皆んなチューナーを使いますが、

昔は高くて買えなかった。なので昔は電話の

受話器を上げて聞こえるプーって音で

合わせていたものです」

実はこの話、先輩ギタリストから聞かされていた話だったんですが

続きがありました。

「さらに貧乏なやつは電話もないんです。

そういうやつは時報に合わせてチューニングしてました。

時報はAなんですよ。

なんで一時間に一回しかチューニング出来ないという…」

 

古いブルース曲をスライドギターで聞かせてくれたのですが

ドローンなコードに入るスライドギターが

まるでインド音楽のような心地良さでした。

 

後、音楽スタイルと比べてサウンドはモダンでクリアでした。

打田さんは、足元にエフェクターを置かず

自分の隣の台の上で手で操作してました。

曲中ではセッティングを変えないようです。

遠目だったんですがZoom A3があるのは確認出来ました。

 

 

 

・木村大&榊原大

クラシックギターの若手、木村大さんはピアノの榊原大さんとの

デュオでした。ギターがピアノとデュオ演奏って凄く難しくて

自分は苦手です(´・_・`)

ピアノが本気出すとギターはやる事なくなってしまいますw

 

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二曲オリジナルを聴かせてくれた後、

クラシックを演奏してくれたのですが

その選曲がヴィヴァルディの夏…。

一筋縄ではいかない選曲が木村さんらしいです。

右手のフィンガーピッキングも鬼のように忙しそう。

 

最後はチックコリアのスペイン。

ここで木村さんが足で合図したときに手拍子下さいと

お客さんにお願いします。

アランフェスの部分をしっとり聴かせたあと

テーマに入ります。

フラメンコ的なピカードもカッコいいのですが、

クラシックギターでのメロディ弾きは格別です。

 

木村さんはクラシックギターなんだけども

ヤンチャな感じがしてロック好きにもアピールしそう。

 

クラシックの方なのでピックアップは使用せず

コンデンサマイクで音を拾ってました。

やはりラインの皆さんと比べてサスティーンは

ナチュラルですが音圧がピアノに負けて聞こえることが。

 

榊原さんのピアノはオリジナル曲でピアノの表面を叩いて

パーカッションやったり、スペインのギターソロ中に

左手でベースで伴奏しながら右手でマラカスを弾いたりと

見たことない技も披露してくれて良かったです。 

 

矢井田瞳&山口洋 

トリはヤイコちゃんとヒートウェーブの山口洋さん。

出演者の中で最もメジャー系のお二人。

ややステージ転換に時間がかかるとお二人が登場。

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2人が演奏し始めると違和感があったようです。

山口さんが「業務連絡、モニタから出てる音が矢井田と自分、逆です」と

曲を止めずにアナウンス。

ケーブルを左右逆にスタッフさんが繋ぎ換えて、無事歌がスタート。

そんなトラブルがあったあとさらに山口さんは矢井田さんに

「ギターソロいってみる?」と無茶振りw

矢井田さんは今迄一回くらいしかやったことないと困惑w

暫くの困惑のあと決心してギターソロ…カートコバーン的なギターソロでしたw

 

面白いのがお二人ともアコースティックギターなんですが

足元にディストーションを置いていてソロのときに歪ませてました。

あと、ちょっと感じが違いましたがサリオラと同じように

広がりを音に作りたいときに深めのディレイを入れてました。

 

山口さんはアコギ2本の他、Kヤイリのアイリッシュブズーキもご持参。

日本製アイリッシュブズーキの一号と自慢してました。

同じものを矢井田さんにプレゼントしたそうですが、

矢井田さんは難しくて弾けないと言ってました。

 

2人とも歌い手さんなのでハーモニーは美しかったです。

全体的にライブは山口さんが引っ張る感じで矢井田さんのファンは

ちょっと物足りなさを感じていたようで。

ギター的には各ジャンルのスーパーな方が出た後で、

山口さんが「あっち側(テクニカルなプレイのこと)に行かなくてよかった。

遅弾きでがんばります!」とコメントしてました。

 

 

 

・イベントとして

 最後、出演者全員とお客さんで記念撮影。

矢井田さんがサリオラのことを「ペッちゃん」と呼んでたとの

撮影時にサリオラが矢井田さんの肩に手を回していたのが印象的でしたw

 

コンサートをみて思ったこと…

やっぱりアコースティック音楽ってニッチなんだなあ爆。

皆さん、素晴らしい演奏でしたが、お客さんが少ない印象でした。

違うジャンルが集うフェスの形だったわけですが

仕切りがちゃんとしすぎてて若干、お堅い印象でした。

タイムテーブルがタイトでトイレはずっと満員。

 

…でも一回目にしてはかなり大成功だったのではないでしょうか。

見た人の満足度は高かったと思います。

二回目があることもお祈りします!