【ギター】【エフェクター】Boss SD-1 と Ibanez Tube Screamer
どもdeeです。
どちらもスタンダードなオーバードライブエフェクター、
Boss SD-1 と Ibanez Tube Screamerについて比較してみました。
この二つのエフェクター、
いわゆる歪み系ですが歪み自体はそんなに大きくないため
単体で歪みを作ることよりアンプの歪みを
増幅する為のブースターとして使用されることが多いです。
■サウンドの違い
Boss SD-1 と Ibanez Tube Screamer・・・
確実にサウンドは違うのですが、「同系統」の音です。
弾いている人はわかるけど
聴いている人にはその差がはっきりわからない…
そんな感じの差です。
敢えて弾いた感じの違いを表すと
Boss SD-1のほうが歪みも深く、
トーンを全開にしたときに
高音が出ているように聴こえます。
Tube Screamerのほうが歪みは少ないのですが
レンジは広いような気がします。。
ちなみに自分が所有している
Tube ScreamerはTS808.
TS9とTS808にもサウンドに差があります。
■お値段
サウンドハウスでの値段で比較してみると
Boss SD-1 ¥5,000
Ibanez Tube Screamer TS9 ¥10,150
Ibanez Tube Screamer TS808 ¥13,650
となっております。(全て税抜き)
コスパは圧倒的にSD-1です。
Tube Screamer miniは電源が
アダプタのみになりますが¥6,300。
他にもMaxon製のTube Screamer系もあります。
その昔、アイバニーズにMaxonがOEMしていたため
Maxonも製品的にはオリジナルといっても
差し支えないでしょう。
※こだわりがある方はMaxon製こそが
オリジナルと主張することも…。
■選択肢
現状ではBoss SD-1には後継機種のSD-1wが販売されています。
ちょっと前に流行ったモディファイ製品に対する
Bossの回答というもので現代的にリファインされてます。
お値段もSD-1の3倍の¥15,000。
Tube ScreamerはMaxon製品には
色んなバリエーションがありますし
ブティックメーカーのハイエンド製品も
Tube Screamerを元に開発されているものが多いです。
手に入れやすいところではFulltoneがありますね。
またオリジナルより安い製品もいっぱいあります。
伝説のペダル、ケンタウロスのクローンで
1万を切る値段で販売されてます。
これらは細かい違いで弾いている人しか
個性の違いは解らないかもしれません。
反面、弾いている人には必ずその差を感じます。
最終的には足元の見た目も含め好み…
というつまらない〆となります。
EDEN/エデン
前回に引き続き、DVDのあらすじを読んで
興味があったので借りてみた作品『エデン』。
残念ながら、あんまり世界観に入り込めませんでした。
エレクトロミュージックが台頭する1990年代フランス、
大学生のポールは親友とデュオを結成し、DJとしての一歩を踏み出す。
瞬く間にパリのナイトライフの寵児となった彼は、
成功と名声によって金銭感覚が狂い始め、
ドラッグに溺れ、恋人との仲も悪化していく。
やがて、ポールが作る音楽は最新のクラブシーンとずれていき…。
(2014年・フランス)
フランス映画独特の静けさと、DJのノリとのギャップが
不思議な混沌を醸し出していて序盤は良かったです。
ただ、その後あんまり山場がなかった印象で、
何となく流し見してしまいました。
場面転換も多くて、本当は深い事を言わんとしているのを
感じ取ってはいても、掴みどころに欠けました。
ただ私は音楽をやっていても、
実際DJの人と関わった事はほぼないので、
DJの腕でその場のノリを動かす力があるのは
純粋にすごいと思いました。
また、移ろいやすい時代の移ろいやすい仕事をする事の
難しさと厳しさを感じます。
『ダフトパンク』とか好きな人は楽しめるかもしれません。
(その時代の音楽が中心なので)
DOPE/ドープ!!
DVDのあらすじを読んで借りた『DOPE/ドープ!!』。
もっとはっちゃけた音楽映画と思っていましたが
観た印象は全く違いました。
いい意味でギャップがあった作品。
自身のバンドと1990年代のヒップホップが大好きな
スラム街出身のオタク高校生マルコムは、
恋するナキアを追ってドラッグディーラー、
ドムの誕生日パーティーに参加する。
しかし、ひそかに行われていた取引に警察が突入し会場が騒然とする中、
ドムがマルコムのリュックにドラッグを隠したことから、
事態は思いも寄らぬ方へと発展していき…。
(2015年・アメリカ)
人種差別・ドラッグ・男女etc…。
黒人社会が背負った問題の「今」を提起している作品で、
途中はあまりにぶっ飛んだ展開について行けない感覚にもなったけど
最後まで観ると、そういう展開も含め
その問題提起の方法に納得しました。
日本人の私からすると、どうしても身近な問題じゃないし、
噛み砕くのは正直難しいけど、
私自身が日頃考えたり感じたりしている「?」に対して
「なるほど」と思わせてくれる作品でした。
“音楽映画”というよりむしろ“社会派映画”ではありましたが、
音楽が映画にいいアクセントをつけています。
主人公がヒップホップオタクのバンド少年ということもあり、
以前観た『ストレイト・アウタ・コンプトン』を
もう一度観返したくなりました。
歌い手魂其の百十一・秦基博
ちょっと間が空いてしまいましたが、
前回槇原敬之さんとのコラボ音源を紹介したので、今回は秦基博さん。
優しく繊細で、かつ力強い声が心に響きます。
やっぱり“鱗”は外せません。
インディーズで活動をしていた秦基博さんが
メジャーデビューしたのは2006年。
全国FMパワープレイ獲得数の新記録を樹立したそうです。
最近ラジオを聴く機会はめっきり減りましたが、
それでもラジオの文化がこうして根付いているのを知る度に、
何だか嬉しくもなる私です。
先述した“鱗”は2007年リリースの3rd single。
急速に頭角を現していた秦基博さんを一躍有名にした曲は、
やっぱり2014年の『STAND BY ME ドラえもん』主題歌、
“ひまわりの約束”でしょう。
これは映画も良かったから、思い出します。
映画の主題歌と言うと『言の葉の庭』も欠かせません。
大江千里さんの曲のカバーだったとは知りませんでした。
動画がなかったので、音源だけで。
情緒たっぷりで、曲も素晴らしい。
大江千里さんの曲も聴いてみようと思います。
秦基博さんは、カバーやコラボ曲も多いです。
最初に聴いたのは『スピッツ』の“楓”のカバーを
『Superfly』とコラボしていた動画でした。
『スピッツ』の曲の中では“楓”が一番好きなくらいだし、
『Superfly』も大好きな歌い手さんなので鳥肌ものでした。
Superfly x Hata Motohiro / 秦 基博 - Kaede / 楓 (Spitz Cover)
でも「僕らの音楽」でやってた時の方が良かったように思います。
また、私のリスペクトする『エレファントカシマシ』の
トリビュートアルバムにも“風に吹かれて”で参加しています。
エレカシとは全然違うアレンジで面白いです。
こんなに優しい感じになるとは。
冨田ラボさんともコラボされていたんですね。
“パラレル”が代表的のようですが、他の曲も聴いてみます。
パラレル 冨田ラボfeat,秦基博 2009大阪城野音Live
これが野外ライブの音源なんですから素晴らしいです。
きっと空にスーっと響き渡ってたんだろうなあ。
オリジナルでは、元々4thアルバムの収録曲だった“Girl”も
疾走感と爽快感が良い具合に相まって好きな曲の一つです。
今年のドラマの主題歌になって、シングルリカットされたんですね。
秦 基博 / Girl -Signed POP TOUR-shooting ver.
最後にお気に入りの“アイ”を。
メロディーも歌詞も好きで、ジンと胸に響いてきます。