歌い手魂其の百十一・秦基博
ちょっと間が空いてしまいましたが、
前回槇原敬之さんとのコラボ音源を紹介したので、今回は秦基博さん。
優しく繊細で、かつ力強い声が心に響きます。
やっぱり“鱗”は外せません。
インディーズで活動をしていた秦基博さんが
メジャーデビューしたのは2006年。
全国FMパワープレイ獲得数の新記録を樹立したそうです。
最近ラジオを聴く機会はめっきり減りましたが、
それでもラジオの文化がこうして根付いているのを知る度に、
何だか嬉しくもなる私です。
先述した“鱗”は2007年リリースの3rd single。
急速に頭角を現していた秦基博さんを一躍有名にした曲は、
やっぱり2014年の『STAND BY ME ドラえもん』主題歌、
“ひまわりの約束”でしょう。
これは映画も良かったから、思い出します。
映画の主題歌と言うと『言の葉の庭』も欠かせません。
大江千里さんの曲のカバーだったとは知りませんでした。
動画がなかったので、音源だけで。
情緒たっぷりで、曲も素晴らしい。
大江千里さんの曲も聴いてみようと思います。
秦基博さんは、カバーやコラボ曲も多いです。
最初に聴いたのは『スピッツ』の“楓”のカバーを
『Superfly』とコラボしていた動画でした。
『スピッツ』の曲の中では“楓”が一番好きなくらいだし、
『Superfly』も大好きな歌い手さんなので鳥肌ものでした。
Superfly x Hata Motohiro / 秦 基博 - Kaede / 楓 (Spitz Cover)
でも「僕らの音楽」でやってた時の方が良かったように思います。
また、私のリスペクトする『エレファントカシマシ』の
トリビュートアルバムにも“風に吹かれて”で参加しています。
エレカシとは全然違うアレンジで面白いです。
こんなに優しい感じになるとは。
冨田ラボさんともコラボされていたんですね。
“パラレル”が代表的のようですが、他の曲も聴いてみます。
パラレル 冨田ラボfeat,秦基博 2009大阪城野音Live
これが野外ライブの音源なんですから素晴らしいです。
きっと空にスーっと響き渡ってたんだろうなあ。
オリジナルでは、元々4thアルバムの収録曲だった“Girl”も
疾走感と爽快感が良い具合に相まって好きな曲の一つです。
今年のドラマの主題歌になって、シングルリカットされたんですね。
秦 基博 / Girl -Signed POP TOUR-shooting ver.
最後にお気に入りの“アイ”を。
メロディーも歌詞も好きで、ジンと胸に響いてきます。