歌い手魂其の五十四・Ben Folds(Ben Folds Five)
前回アンジェラ・アキさんがベストアルバムに参加したと触れたので、
今回はそのBen Folds。
ちょっとマニアックかもしれませんが、
とても素晴らしい音楽を作られるアーティストです。
私は数年前に知り合いから『Ben Folds Five』を紹介されて、
彼のアルバムは一枚しか聴いていませんが。
その中から“The Last Polka”。
The Last Polka- Ben Folds Five
本当は、動画を載せたいのですけど…
前回書いたように、アンジェラ・アキさんのピアノを弾くスタイルに
衝撃を受けた私ですが、Ben Foldsはまさに、そういう弾き方をします。
因みに、Ben Folds Fiveでyoutube検索かけると
“金返せ”というキーワードが出てきます。
CDとしては持ってなかったので気付きませんでしたが、
聴いた事がある曲でした。
“Song for the Dumped”と言う曲名ですが、
「Give me my money back」=「金を返せ」と歌ってるんです。
Ben Folds Five - Song for the Dumped
Ben Foldsはボーカルとピアノがメインですが、
基本的にマルチプレーヤーです。
最初に組んだバンドではベースを、
メジャーに目を付けられた時はドラムをしていたと言うから驚きです。
1995年に、先述した『Ben Folds Five』でデビューしたようです。
Ben Folds自身は、このバンドの事を
「泣き虫野郎のパンク・ロック」と評しているそうですが、
私は今までにないピアノの自由さと可能性を感じさせるバンドだと思いました。
と言っても、私がBen Folds Fiveを知ったのも
彼らがラストアルバムを出した後だったのですが。
そのラストアルバムから、ヒットした“Army”。
Ben Foldsの型に捉われない音楽スタイルに惹かれた私ですが、
その根本には「感情を露わにする」と言う事があるのだと思います。
ソロの曲はほとんど聴いた事がありませんが、
これから聴いていこうと思っています。
Ben Folds & Contemporary Youth Orchestra "Landed"
最後に、Ben Folds Fiveの曲で好きな“Underground”。
私は、ギター・ベース・ドラムのバンド出身なので、
基本的にギターの音がないと物足りなく感じるものなのですが、
Ben Folds Fiveには全くそんな印象を持ちません。