歌い手魂其の五十七・Annie Lennox(Eurythmics)
前回紹介したDavid Bowieとの共演映像もあったので、
今回はAnnie Lennox。
太くて力強い声が印象的なAnnie Lennox。
私は数年前に偶然手にしたアルバムで彼女の事を知りました。
Annie Lennox - No More "I Love You's"
ファルセットにも独特の太さが響きます。
1979年に『The Tourists』としてメジャーデビュー。
1980年にバンドが分裂した後に『Eurythmics』を結成。
私はAnnie Lennoxがソロになってからしか聴いた事がありませんでしたが、
1983年に“Sweet Dreams”で全米一位になっています。
Eurythmics - Sweet Dreams (Are Made Of This) (Official Video)
こうして聴いてみると、聴いた事があるようなないような…。
1985年の“There must be an Angel”は知っていました。
タイトルだけ見てもピンとこなかったけど、
曲を聴いたら「あぁ、この曲か!」と、とても有名な一曲。
この曲は全英一位を記録。
Eurythmics - There Must Be An Angel (Playing With My Heart)
Stevie Wonderがハーモニカで参加して話題になったそうです。
Aretha Franklinとのデュエット曲、
“Sisters Are Doin' It for Themselves”は今回初めて聴きました。
音楽的にもそうですが、ビジュアル的にも興味深いです。
Eurythmics - Sisters Are Doin' It for Themselves
この曲はウーマンリブをテーマにしたものだそう。
『Eurythmics』は1990年に活動停止し、ソロ活動へ。
2003年には映画「ロード・オブ・ザ・リング」の“Into The West”で
アカデミー歌曲賞を受賞しています。
Annie Lennox - Into The West (live at the 2004 Oscars)
やっぱり、ソロになってからの方が歌に深みがあります。
それはほとんどの人に言える事なんですけどね。
因みに私、「ロード・オブ・ザ・リング」は一つも観ていません…。
イメージがベリーショートのAnnie Lennox。
実際それを売りにしてる部分もあるようですが、
個人的にはそこがまた魅力的に映ります。
最後に、Simon & Garfunkelの名曲“Bridge Over Troubled Water”。
彼女の力強い歌声が、響きます。
Annie Lennox Bridge Over Troubled Water Live on American Idol Gives Back 2007