歌い手魂其の五・Celine Dion
記憶は曖昧なのですが、
私が初めて買った洋楽アルバムはCeline Dionだったと思います。
細い体から出る圧倒的な声量と歌唱力を持っている彼女ですが、
声を大事にするために普段はあんまり話さないようにしているのだとか。
(嘘か本当か、真相は分かりません)
デビューは1981年と言うから(これはフランス語でのアルバムですが
何と13歳の時!)、思っていたより随分経歴が長いんですね。
今やPops界の重鎮という感じですが、オペラ歌手とも共演したり、
音楽の幅はとても広く、本当にその実力も実績も素晴らしいです。
日本ではドラマの主題歌となった“To Love You More”で一躍有名に。
私はドラマは知りませんが、Celine Dionを知った曲もそうだったと思います。
葉加瀬太郎さんとの共演も有名ですよね。
TO LOVE YOU MORE / Celine Dion With 葉加瀬太郎
映画『タイタニック』の主題歌“My Heart Will Go On”はあまりにも有名で、
今でも沢山の人がカラオケでお世話になっているかと思います。
Celine Dionのアルバムで聴いた数々の曲は、
基本的にオリジナルだと思っていたんですが意外にカバー曲が多いです。
例えば“All By Myself”は1975年にEric Carmenの曲で、
Frank SinatraやTom Jones、Sheryl Crow…、錚々たる面々がカバーしています。
こうして音楽を数珠繋ぎしていくと新しい発見が沢山あるので
本当に音楽は奥深くてたまりません。
また、今回初めて知ったのですが、
Celine DionはQUEENのFreddie Mercuryを尊敬しているらしく、
コンサートではWe Will Rock YouとThe Show Must Go Onを歌っているそうです。
Céline Dion - The Show Must Go On (Live on Billboard Music Awards 2016)
彼女の音楽の幅を感じると同時に、その実力があってこその表現力だと実感します。
ロックからクラシックに至るまで、本当に脱帽します。
最後にイタリアのオペラ歌手Andrea Bocelliとの共演曲を。
この曲はCeline Dionのクリスマスソングアルバムに収録されていたのですが、
個人的にもとても懐かしいです。
(クリスマスシーズンには毎年と言っていい程聴いてきたので)