歌い手魂其の八十九・George Michael
急逝の原因はまだ明らかになっていませんが、
本当に急の出来事だったし、
「クリスマスの夜」と言うのがあまりにも似合いすぎる…。
今回は先日お亡くなりになった、George Michael。
その後もソロ活動を行っていた世界的ミュージシャンです。
クリスマスに“Last Christmas”を聴かない年はないくらい、
あまりにも有名なクリスマスソングは1984年リリースの曲。
私は中学の時の英語の授業で習いました。
この曲は『Wham!』名義ではありますが、
実際にはGeorge Michaelが一人で演奏しているそうです。
『Wham!』は1981年結成、1983年にメジャーデビュー。
デビューアルバムは初登場にして一位を獲得。
その中から“Bad Boys”。
1984年リリースのアルバム『Make It Big』からは
数々の大ヒット曲が生まれました。
“Careless Whisper”もその中の一曲。
ユニット版とソロ版のMVがありましたがここはあえてソロ版を。
George Michael - Careless Whisper (Official Video)
あまり知らなくても聴いた事がある人は多いと思います。
『Wham!』は1986年に解散し、それぞれソロ活動を始めます。
Aretha Franklinとのデュエット曲“I Knew You Were Waiting (For Me)”は
1987年にリリースし、大ヒット。
George Michael, Aretha Franklin - I Knew You Were Waiting (For Me)
正直、私はGeorge Michaelの事はほとんど知りませんでしたが、
Aretha Franklinは聴いていたのでこの曲は知っていました。
1987年にソロとしては初のアルバム『Faith』をリリース。
タイトルにもなっている“Faith”は、今聴いてもカッコいい。
George Michael - Faith (US Version)
白人として初めてブラックアルバムレギュラーチャート1位、
またしても新たなる記録を打ち立てたのです。
先述したAretha Franklin始め、
多くの名だたるアーティストとの共演をしています。
まずはElton Johnとの “Don't Let The Sun Go Down On Me”。
George Michael, Elton John - Don't Let The Sun Go Down On Me (Live)
Freddie Mercuryのトリビュート曲、
Queenの“Somebody to Love”。
Queen & George Michael - Somebody to Love (The Freddie Mercury Tribute Concert)
残念ながら動画はありませんが、Mary J. Bligeとの“As”。
George Michael feat. Mary J. Blige - AS
Whitney Houstonとの“If I Told You That”。
Whitney Houston, George Michael - If I Told You That
これも動画はありませんが、
Paul McCartneyとの“Heal the Pain”。
Heal The Pain - George Michael & Paul McCartney
最後に2014年リリースの“Let Her Down Easy”。
George Michael - Let Her Down Easy
これが彼の最後のシングルとなってしまったのでしょうか。
とても美しい曲です。