歌い手魂其の九十四・ゆず(北川悠仁・岩沢厚治)
前回『いきものがかり』が影響を受けたミュージシャンとして紹介したので、
ストリートミュージシャンの代表格であり、
「ネオ・フォーク」の確立者。
“夏色”を持ってこようかと思いましたが、ここは外して“いつか”。
1996年結成、1997年にインディーズ、1998年にメジャーデビュー。
元々はバンドメンバーだったと二人。
他の楽器からボーカルへ、と言う人は結構いますが、
北川さんがドラムだったと言うのは意外でした。
デビュー曲の“夏色”から大ヒット。
私も学生だったので、あのキラキラした感じ、
とても印象深く思い出が溢れてきます。
2000年リリースの“嗚呼、青春の日々”で初のオリコン1位を獲得。
2004年リリースの“栄光の架橋”は今でも聴く機会が多い名曲。
アテネオリンピックのテーマソングともあって、
当時はよく聴いていました。
それ故にカラオケでも歌う方が多かったのですが…
まあ、大抵はこんな高音出せません。
ゆずライブ 栄光の架け橋(15th Anniversary DOME LIVE)
お二人とも勿論上手いんですけど、
個人的には岩沢さんの高音ハモリは特にすごいと思っています。
今はどうか知りませんが、彼が喫煙者だと知った時は驚きました。
2009年にはキマグレンと『ゆずグレン』としてコラボし、
“two友”をリリース。
コラボ曲って、それぞれの個性を改めて感じられるので
とても興味深いです。
2009年リリースの“虹”も定番ソング。
やっぱりハモリは秀逸。
動画を見ていたら、カバーソングも色々出てきたので、
私の大好きな中島みゆきさんの “時代”を。
編曲が亀田誠治さんというのも見逃しません。
先述した『キマグレン』を始め、
他のミュージシャンや著名人とも親交の広い『ゆず』。
「Golden Circle」では忌野清志郎さんや斉藤和義さんなど
名立たるミュージシャンと共演。
画像は荒いですが“キヨシローに憧れて”から
“雨上がりの夜空に”のメドレー。
Golden Circle of Friends -キヨシローに憧れて ~ 雨上がりの夜空に
ストリートを発端に、「ネオ・フォーク」とまで
言われる存在となったゆず。
以前はストリートでゆずの曲を聴く機会も多かったですが、
今は大分ストリート演奏が規制されてしまっているので
色んな意味で残念な社会です。
(私もストリートをして警察に怒られた事が何度か…)
最後に2000年リリースの“飛べない鳥”を。
私は意外だったのですが、この曲が今までで一番の売上だったそうです。
それにしても岩沢さんの声、突き抜けてるなぁ。