奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール
昨日に引き続き、邦楽アーティストに焦点を当てた作品を。
今回は奥田民生さんに憧れる編集者のお話、
『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』。
原作は渋谷直角さんの漫画です。
以前PARCOに『奥田民生になりたい展』に行った時に知って、
観てみたいと思っていた作品です。
「愛のために」「イージュー★ライダー」「さすらい」など
数多くのヒット曲を世に送りだしてきた奥田民生を敬愛する
35歳の編集者コーロキ・ユウジは、ライフスタイル雑誌の編集部に異動することに。
不慣れな環境に苦労しながらも日々奮闘していたある日、
仕事で出会った天海あかりを好きになる。
それ以来彼女にふさわしい男になろうと仕事に打ち込み、
デートの時も一生懸命頑張っていたが、何をやっても空回りしてしまい…。
(2017年・日本)
こういう女子が世の中には沢山いるんだろうと思うだけで、
「はぁ…」とため息をついてしまう私です。
でも、やってる方もやられてる方も絶対疲れるし、
何だかんだで「虚しいなぁ」とも思ってしまいます。
あくまで「奥田民生になりたいボーイ」なんですが、
途中から奥田民生さんは関係なくなるし、
焦点が合ってない感じがしました。
BGMも「ここでこの曲か?!」と思うのがちらほら。
私は『奥田民生になりたい展』で原作を知ったんですが、
その原作の意図も汲んでないような印象を受けました。
俳優さん達はとても良かったので、だからこそ残念です。
個人的には新井浩文さんのイっちゃってる感とか、大好き。
タイトルにインパクトがあるだけに、
内容が流れていく感じがしました。