メリー・ポピンズリターンズ
原作を観たのもそんなに前ではなかったのですが、
リメイク版が出てずっと観たいと思ってた『メリー・ポピンズリターンズ』。
前回からおよそ半世紀ぶりになる続編。
前作から20年後、バンクス一家の長男マイケルは家庭を持ち、
父や祖父が勤めたロンドンの銀行で働いていたが、
大恐慌で経済的に苦しく、妻が他界して家の中は荒れていた。
さらに融資の返済期限が迫り、家を失う危機に追い込まれた家族の前に、
「ほぼ完璧な魔法使い」のメリー・ポピンズが以前と変わらぬ姿で現れる。
(2018年・アメリカ)
説明すればするほど伝わりにくくなったり、
逆に野暮になってしまうことはたくさんある。
それをせずに、体現出来る大人はそれだけで素晴らしいし、
そういう大人になりたいと改めて思います。
ファンタジーと映像の融合も楽しく、見応えがありました。
今、改めてこういう作品を作ってくれるというのも単純に嬉しいです。
大人と子供の違いとは何だろうかとも考えるし、
その狭間に生きるメリー・ポピンズの切なさも
今だからこそ感じられるんだと思います。
リメイクだと思っていたら続編だったというのも観てから気づきました。
前作と比べるのではなく、一つのエンターテインメント作品として楽しめました。
その上で、前作ももう一度見たくなります。