【ギター】Gibson Les Paul Special
どもDです。
ずっとP-90搭載のギターを探していたのですが、
Gibson Les Paul Specialのジャンク修理品が手頃な価格だったので
ゲットしました。ダブルカッタウェイがいいなとずっと思ってました。
珍しい色をしてますが、リフィニッシュです。
今年はもう3本目のギター。。。
みんなコロナが悪いんだ。。。
と自分に言い訳します。
ネックにバインディングがないので俗にいう
Les Paul Junior Specialになるのでしょうか。。。
シリアルを確認すると2005年製で塗装の感じからして
元々のモデルはLes Paul JR. Special Faded Worn Yellowですかね。
(黄色であったことは前オーナーから確認)
Les Paul Specialは1955年、Les Paul JuniorとStandardの中間に位置する
モデルとして発表されました。1958年にはダブルカッタウェイモデルが
発表されるもレスポールのフルモデルチェンジに伴い
1960年に生産が終了。1974年に再生産されます。
時期によってマイナーチェンジされながら現代でも生産が続いてます。
塗装はボディ表面はキレイですが、側面やネックにはラフなところがあります。
ピックガードもオリジナルなら黒のはずですが鼈甲柄のものに。
エッジの処理の甘さの感じだと自作のピックガード。
(個人的にはピックガードって自作、結構大変だと思います。
機材があるとそんなことないのかなあ)
ブリッジはデフォルトでチューンOマチックになってます。
昨今では再びバーブリッジが採用されるのが流行りのようで
ひと昔前の仕様ですかね。
ピックアップもギブソンオリジナルではなく、ToneRider製のものが
搭載されているとのことです。
https://guitarsele.com/article/news/tonerider-20140818/
フロントPUを外してみましたがToneRider製かもわからないですね。
ToneRiderにヴィンテージ90とホット90の2種類のPUがあります。
思い込んでいたほうが幸せなことも世の中いっぱいありますw
P-90の特徴としては結構太く甘いのですが、
強く弾くとアタックにシングルっぽい余韻が残ります。
歪ましてオープンコードを弾いても気持ちよく
単音弾きでも細くならない感じですかね。
ピックアップがボディ直付けなので、ボディの振動をよく拾います。
この感じがクセになりますw
ネック折れ補修は跡がわかります。
オリジナルのペグ用ネジ穴も埋めて塗装してくれたよかったのになあ。
写真撮り忘れましたが、トップの突板が割れていたのか変更されてるようです。
Gibsonのブランドネームは残ってますが、ヘッドに書いてあるはずの
Les Paul Specialの文字も消えてます。
ボディ裏もキレイ。
ポッドが軽いなあと思ったらここはギブソンの刻印のはいったポッドでした。
写真だとわかりにくいですね。
弾いてみた感じは「SGともレスポールとも別のギター」って感想です。
むしろテレキャスに近い印象です。
重さもSGより重く、レスポールより軽く極端な両ギターに比べると
普通で立って弾いてもバランスがいいですね。
ダブルカッタウェイのレスポール・スペシャルはポール・リード・スミス氏の
お気に入りで、PRSギターの原型になっているとか。
確かにバランスがいい。
バランスがいいギターってずっと弾いていたくなります。
最後にサウンドをどうぞ。
— Livaeal (@Livaeal0) 2020年7月5日