SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

シーラカンス

ども、ロマンを追いかける男、deeです。

今回は「し」なので「シーラカンス」でいきましょう。

古代魚の中でも、スーパースタークラスのシーラカンス
化石のみでその存在が知られ、絶滅した魚と認識されていましたが
1938年にアフリカ沖で1匹のシーラカンスが発見されました。
ちなみに現生種はラティメリアという名前があります。

その後、インド洋西部や太平洋西部にて
シーラカンスの群体が確認されました。
なんとその後、20年以上もシーラカンスを調査しつづけた
研究チームがあったそうです。

生きている個体は140匹以上確認できたとか。
研究の最中、一度も子供のシーラカンスは確認できなかったとのことです。
普段、推進200mあたりに生息するシーラカンスですが
妊娠したメスはさらに深海に降下していくことがわかってます。

2013年には、ネイチャー誌にてシーラカンスのゲノム解読の結果が公表されました。
ゲノム解析は、生物の進化の過程の謎の発見を期待されます。
当初、シーラカンスは魚が陸上生物に進化していく過程の
痕跡があるのではないかと期待されていました。
しかし、シーラカンスより前から生息する肺魚のほうが
より陸上生物に近い特徴があることがわかりました。
シーラカンスの遺伝子情報には胎盤や指の形成に関わる部分も確認されましたが
実際、それらの機能は備えておらず進化を避けてきたことがわかってます。
天敵が存在しないシーラカンスは進化の必要がなかったと結論付されています。
今年9月、ネイチャー誌ではシーラカンスの体内に肺が存在を確認の発表がありました。
生きた化石と言われるシーラカンスですが、
もしかしたら進化した種もいて、それはシーラカンスとは似ても似つかない姿になったのかもしれません。

深海の生物は、元々長生きの生物が多くシーラカンスも100年以上の寿命を持つと
推測されているようです。
歳をとっても姿がほとんど変わらず、鱗に年輪も持たないため実際に何年くらい生きたかは
測定できないそうです。

インドネシアではたまに漁師の網にひっかかり
地元では魚市場に並ぶこともあるそうです。
しかも日本でも試食したツワモノがいるそうです。
なんと、少年ジャンプの企画だとか(!)。
しかもあの鳥山明先生も食したそうで
「カニの肉をさらに薄味にしたような」とコメントを残しているそうです。
ほとんど進化していないため、アミノ酸やタンパク質の構造が単純なため
味覚に乏しいと考えられてます。
アミノ酸が単純すぎるため、お湯にいれると溶けてしまうそうです。
他にも有名人では堀井雄二さんやムツゴロウさんが食べたことがあるそうですが
その感想はどれもマズイとのことでした。

学者さんは味で魚の種別分類する指向もあるようです。
さかなクンも魚の味に詳しい。。。
これって日本の学者さんだけ??

というわけで次回は「ス」!