歌い手魂其の百二十・John Lennon
先週「音楽映画」でビートルズ関連作品を紹介したので、
その勢いで今回は偉大なアーティスト、『The Beatles』のJohn Lennonを。
調べていたら丁度昨日(10/9)が誕生日でした。
言わずもがな『The Beatles』のリーダーかつメインボーカリスト、
ギタリストでもあり偉大なるシンガーソングライターでもあります。
John Lennonと言うと、やっぱり“Imagin”が思い浮かびます。
私は 『The Beatles』もJohn Lennonも、中学校の英語の授業で知りました。
今思うと、その時の英語の先生が本当に好きだったんだろうなぁ…。
でも、英語の授業で知った洋楽って結構あるのでありがたいです。
1957年にJohn Lennonが『The Quarry Men』を結成。
その演奏を観たPaul McCartneyとGeorge Harrisonが先に加入し、
『The Beatles』としては1962年に“Love Me Do”でデビュー。
1963年リリースの2nd single“Please Please Me”で1位を獲得。
♫ The Beatles ♪ Please Please Me (Live In Washington) ♫ Video & Audio Restored
こうして改めて聴くと、主旋と思っていたものがそうでなかったり。
ハーモニーの秀逸さも引き立つのですが、
それぞれの音感の良さは桁違いなんだと思わされます。
私は『The Beatles』の事はそんなに詳しく知らないし、
あえてそこまで掘り下げないようにしている部分もあったりしますが、
大きく「ジョン派」「ポール派」みたいなのもあるみたいで。
そういう括り(?)では私は「ジョン派」っぽいらしいです。
でも、それも込みで色んな人の思いを聞くのは面白かったりします。
1969年リリースの“Come Together”は大好きな曲。
実は『Aerosmith』のカバーで知りました。
「え?これってビートルズの曲だったの?超ロックやん!」と
それまでのビートルズのイメージがガラッと変わった一曲です。
“Come Together”もカバーさせて頂いたことがありますが、
歌って印象深かった曲と言えば“Don't Let Me Down”もJohn Lennon作。
The Beatles - Don't Let Me Down
実際カバーした身で言いますが、これはかなり難易度が高いです。
好きなんですが、それゆえに…でしょうか。
『The Beatles』の活躍は書き出すとキリがないのでこの辺で割愛。
1968年からJohn Lennonはソロ活動を開始します。
(1970年にビートルズは事実上の解散)
1970年にリリースされた『ジョンの魂』からは“Love”が印象深い曲。
Love - John Lennon/Plastic Ono Band
これも中学時代の英語の授業だったんですが、
「Love is~,~is love」という文章を自分なりに考えて書く課題を与えられ、
考えると考えるほどにたくさん溢れてきたのを覚えています。
2000年の再発盤のボーナストラックに入っている
“Power To The People”はまた違ったアッパーな感じで好きな曲です。
Power To The People - John Lennon/Plastic Ono Band
フジロックではメインステージの全アクト終了後に毎年流れるそうです。
Elton Johnとのコラボ曲“Whatever Gets You Thru the Night”の
動画が残っていて感激ものでした。
Elton John John Lennon (Live at Madison Square Gardens in 1974) - YouTube2.flv
1975年リリースの『Rock 'n' Roll』ではスタンダードナンバーをカバー。
特にベン・E・キングの名曲“Stand by me”はJohn Lennonバージョンの方が
個人的にはイメージの強い曲です。
この曲は今でも時々歌わせて頂いてます。
広く知られた曲だし素晴らしい曲なのであらゆる場面で。
1980年リリースの『Double Fantasy』は色んな意味で衝撃的な作品ですが、
“(Just Like)Starting Over”は欠かせません。
世界が開ける感じが感動的。
このアルバムを作った年に亡くなったとは考えられません…。
最後にどの曲を持ってこようか悩みましたが、
ここは個人的にも思い入れのある“Across The Univers”を。
この曲を知ったのはそんなに前じゃないですが、
言葉では言いようのないとても不思議な感覚を受けました。
洋邦問わず、名立たるミュージシャンがカバーしてるのも興味深いです。