KIRINJI

どもdeeです。

今回は「き」で「KIRINJI」でいきましょう。

日本のバンドで、とてもいい音楽を作ります。
兄の堀込高樹さんが弟の堀込泰行さんの兄弟で結成されました。
2013年には弟の泰行さんが脱退しています。

高樹はゲームメーカーのナムコの元社員だったそうで
風のクロノアやファミスタ5の音楽を手がけたとか。
キリンジの曲にもアレンジされて採用されているものが
あります。

キリンジの歌詞はちょっとニヒルで
知的なんですがひねくれた感じがあります。
キリンジのクリスマスソングである
「千年紀末に降る雪」はという曲があります。

サンタクロースが物悲しい男となってます。
この曲の一節にこんなものが

"あいつの孤独の深さに誰も手を伸ばさない
歩行者天国　そこはソリなんて無理
横切ろうとするなんて気は確かかい？
「赤いオニがきたよ」と洒落てみるか"

深い歌詞にキリンジの曲については
多くの考察サイトができてます。

他にもちょっとエッチな曲もあったりして・・。
こういうのをイヤらしくしないセンスが
ステキです。

またハイセンスな作曲編曲技術が光ります。
先述の「千年紀末に降る雪」もそうですが
初期の作品にはストリングスアレンジが
印象的です。
初期の作品には冨田恵一さんが、アレンジに関わっており
特徴あるストリングスの音色に納得。

作曲に関しては「コード職人」と言われるほど
請ったコード進行。
具体的なコード理論の言及には避けますが
アナライズすると作曲をするものは
とても楽しめると思います。
なんていうか左脳派。

Drifter

鬱で苦しむ男?のバラード。
曲の美しさと歌詞の辛らつさのギャップ。
ちょっと線の細い泰行さんのボーカルも含め完璧ですは。

最近MV作成手法を研究してますが
基本、本人たちをシンプルに出しながら
意味ありげな風景をクリッピングで出すのも
いいエフェクトかなー。

BankBandでカバーされていますが
キリンジファンには不評のようですね・・。
ストリングスのアレンジも冨田さんと小林さんの違いが
良く出ているような気がします。

カバーなら個人的にはスピッツのマサムネさんが歌ったらどうだろね。

というわけで次回は「i/し系」で！