歌い手魂其の百十四・Beyoncé(Destiny's Child)
先週の「音楽映画」で連続して主演の映画を紹介したので、
今回は『Destiny's Child』の頃から今までトップを走り続けているBeyoncé。
ここまでセレブになると歌ってる画像がほとんどない、
という得も言われぬ違和感にまみれてしまいました。
しかもカタカナで調べると渡辺直美さんの画像も少なくない…。
『Destiny's Child』の代表曲“Survivor”はとても力強くて好きです。
この動画は初めて観ましたが、ついつい観入ってしまいました。
元々は『Girl's Tyme』として結成したグループを
『Destiny's Child』と改名して1997年にデビュー。
これにBeyonceの父母が深く関わりすぎたために
メンバーの脱退につながってしまったとか。
『Destiny's Child』は2005年に解散しています。
メンバーはその前からソロ活動をしていましたが、
Beyonce自身のソロデビューは2003年。
今もお馴染みの1stシングル“Crazy In Love”が大ヒットし、
ビルボードで8週連続1位を記録しました。
Beyoncé -Crazy in love (I AM...World Tour)
パフォーマンスも圧倒的です。
5thシングルの“The Closer I Get to You”は
Luther Vandrossとのデュエット曲でしたが、
彼女が2005年に亡くなったのを受け、
トリビュートアルバムにStevie Wonderと“So mazing”で参加しました。
動画はありませんが、とても心地良いハーモニーが素敵です。
Beyonce & Stevie Wonder - So Amazing
2006年に「音楽映画」で紹介した『ドリームガールズ』に出演。
サウンドトラックからリカットされた “Listen”がヒット。
この曲は劇中でもかなり印象的だったので個人的に好きです。
Beyoncé - Listen (GRAMMYs on CBS)
そのシーンが思い浮かぶようです。
2007年にShakiraとデュエットした“Beautiful Liar”は
歌声もビジュアルも個性的な二人が生み出す世界観が興味深い。
Beyoncé, Shakira - Beautiful Liar
私は二人ともそれぞれ好きなので、
この個性のぶつかりがたまりませんでした。
2009年にはこれも「音楽映画」で紹介した
『キャデラック・レコード』にEtta James役で出演。
その中でも“At Last”は特に有名です。
この曲はオリジナルも、いろんな人のカバーでも
よく聴いた思い入れの深い曲です。
Beyonce singing the Etta James Classic 'At Last'
劇中歌では“All I Could Do Was Cry”が好きでした。
最近個人的に再ブレークしてたAmy Winehouseの曲を
カバーしていたのは知りませんでした。
アレンジが全然違って面白いです。
Beyoncé - Back To Black (Music Video) [Fifty Shades Darker]
プライベートでは最近双子を出産した事でも話題になったBeyonce。
表舞台だから出せる部分があると自分でも言ってるように、
実は控えめで礼儀正しいそうですし、
受けるイメージも凄く真っ直ぐな感じがします。
最後に、派手なやつを…と思っていましたが、
アコースティックで演奏している姿がとても新鮮で
素敵だったので、“Halo”を。