孤高の情熱

孤高の情熱

月の光刺す白い剣

私は静かに歩み寄る

静寂に漂う波音

風が炎を煽り立てる

揺るぎない心がその瞳の奥に宿り

穏やかな気持ちで剣を手にする時

孤高の情熱　沈黙の合間に燃え

消えない鼓動を打ち響かせている

孤高の情熱　全身に息付いた

生への希望は止められない

凍り付いたはずの胸が

溶けて露わになる輪郭

誰もが時とともに忘れる

感情が叫び続ける

退がらない決意をもっと研ぎ澄ませて

一太刀に込める全てで闇を切り開きたい

孤高の情熱　握りしめた拳の中で

消えることのない過去が力に変わる

孤高の情熱　決められた型に

自分を嵌め込む気なんかない

孤高の情熱　沈黙の合間に燃え

消えない鼓動を打ち響かせている

孤高の情熱　全身に息付いた

生への希望は止められない