ニッチなギターテクニック練習研究(017):イングヴェイ・マルムスティーンから学ぶスウィープピッキングの基本
どもdeeです
スウィープピッキングの基本を
イングヴェイ・マルムスティーンのリックから学んでみましょう。
ジャズ・フュージョンでも使用されるテクニックです。
スウィープピッキングの基本エクササイズとしてわかりやすく
入門用にピッタリでしょう。
本人のスウィープは早いし、多少強引なフレーズでも
弾ききってしまいますが、最初はゆっくり・・・とくに左手の運指を
じっくり染み込むように覚えさせながら練習していくといいと思います。
①1ポジション2回繰り返しパターン
インギースタイルはストレッチと割りと強引な横移動が入るので
手の小さい自分には結構厳しいときがあります。
まずは1ポジション2回繰り返しパターンで慣らしていくと
いいと思います。早く弾くより譜割を意識して
音の長さがなるべく均一になるよう心がけながら
ゆっくり練習して徐々にスピードをあげましょう。
②都度ポジション切り替えパターン
都度ポジションを替えていくパターン。
右手はパターン化されているので、左手のポジションを
コード的に覚えてしまい連結がスムースにいくよう
練習します。後ろで鳴っているコードも意識すると
より応用が利くようになります。
③16分音符のパターン
インギーの場合、16分音符でパターンはフレーズが少ないのですが
ジャズ・フュージョンで使う場合はより16分音符を使う場合がよくあります。
やはり右手はパターン化されているのでリズムに注意しながら
左手運指を覚えてしまいましょう。
割と応用しやすいパターンです。
④6連譜のパターン
6連譜になると横移動がなかなか厳しくなってきます。
使えるテンポを幅広くするために
メトロノームを使ってどの辺りのテンポが限界か確認して
練習すると応用が利きやすくなります。
⑤スウィープ+スケールフルピッキング
スウィープから始まって途中でフルピッキングの
スケール下降・上昇フレーズを挟む感じです。
フルピッキングだとフレーズが立つので
スウィープしているときとノリが変わり過ぎないように注意しましょう。
スウィープを練習するときは速弾きのためのテクニックとしてではなく
ハンマリング・プリングのようなレガートのテクニックと思って
スムースな音の繋がりを目指して練習しましょう。
後は色んなテンポのアドリブで使用して応用力を養いましょう。