エンパイア・レコード
今日も前回に引き続き、レコード店を舞台にした作品をご紹介。
今回は老舗レコードショップの“エンパイア・レコード”に集う
若者たちの青春の一日を描いた『エンパイア・レコード』。
数年前に観た事があり、久々に観直してみました。
愛するエンパイア・レコードが、大手レコード店に
吸収合併されるのを知ったルーカスは、買収を食い止めるため、
入金するはずの9000ドルを持ってカジノへ。しかし、結果はすってんてん。
翌朝、それを知った店長のジョーは、カンカンになるがすでに後の祭りで…。
(1995年・アメリカ)
2度目の鑑賞ですが、こんなに飛んだ作品だったかなと
ちょっと唖然としてしまいました(苦笑)。
それこそ「ドタバタ劇」。
全体的にキャラも飛んでるし、それぞれが正直で。
それでもみんなどこかで「こんなはずじゃない」と思っていたり、
何とか整合性を保とうとしているのが分かって、
時代や場所が変わっても同じような匂いを感じます。
みんなちゃんと何かを持っているように見えて、
本人は持っていないと感じている。
それが人間関係や自分自身の中に歪みを作ってしまうのは、
往々にしてある事なのかもしれません。
リヴ・タイラーやレニー・ゼルウィガーが超可愛かったです。
それを観ただけでも良かったかな。