リメンバー・ミー
昨日紹介した『グレイテスト・ショーマン』と同時期に上映されてて、
これも劇場で観たいと思っていた作品が『リメンバー・ミー』。
ディズニーアニメの中でも屈指の音楽映画でした。
過去の出来事が原因で、家族ともども音楽を禁止されている少年ミゲル。
ある日、先祖が家族に会いにくるという死者の日に
開催される音楽コンテストに出ることを決める。
伝説的ミュージシャンであるデラクルスの霊廟に飾られた
ギターを手にして出場するが、それを弾いた瞬間にミゲルは
死者の国に迷い込んでしまう。
元の世界に戻れずに困っていると、ヘクターという謎めいたガイコツが現れ…。
(2018年・アメリカ)
「音楽を禁止された世界」を想像するだけで、
世界と言うのは途端に虚しくなってしまう気がする私。
それが家族単位だからこそより苦しいものを感じます。
こういう作品を見ると、私は音楽を許してもらえた環境で良かったなぁ
なんて、当然の幸せに気づくきっかけにもなります。
アニメですが、メゲルのギターの弾き方や表情がとても良い。
音楽を大切にするディズニーの「音楽映画」は
やはりとても素晴らしい表現力でした。
「2度目の死」という考え方も、なるほど。
分かりますし、皆そうなるとは分かっていても…
命と存在の重さが響いてきます。
彩りも鮮やかで素敵でした。
今回は吹き替え版で観ましたが、
今度は字幕版でも観てみたいです。