覆面系ノイズ
昨日に引き続き、漫画が原作の音楽映画。
今日はたまたまお店で手に取った『覆面系ノイズ』。
原作が漫画だというのは、観た後に知りました。
歌うことが何よりも好きな有栖川仁乃は、
子供の頃一緒に歌っていたモモとユズという少年たちと
離れ離れになった過去を持っていた。
二人と交わした約束を胸に日々を過ごしてきた仁乃は、
6年後高校でユズと再会し、彼が所属する人気覆面バンドのボーカルに誘われる。
彼女は、自分の歌声が初恋相手のモモ届くことを願い、精いっぱい歌い続け…。
(2017年・日本)
前半は「これは大丈夫かな?」と思うくらいの印象でしたが、
後半になるにつれて良くなっていきました。
でも自分が歌っているからこそ思ってしまったのは、
自分が歌う理由を他人に委ね過ぎてしまっている感じがしました。
そもそも音楽ってそういうものじゃないのでは?と。
瑞々しさと真っ直ぐさはありましたが、
もったいない中途半端感が否めませんでした。
原作は知りませんが、もっと感情爆発させた勢いが欲しかったかな。
「覆面系」も「ノイズ」もそんなに活かし切れてない印象です。
中条あやみさんの目力はすごかった。