【DTM】シンプルなシンセで使い方を覚える③:TAU Bassline
どもdeeです。
前回は基本的な機能の説明をしたので
今回は実践編になります。
前回の記事はこちらから。
どう打ち込むか?Decayを活かす打ち込み方
Tau BasslineはエンベローブのDecayしか調整機能がありません。
なので音価をぐっと長くとるより
スタッカートに打ち込んでおくとDecayの機能が活きて来ます。
例えばこんな感じ。
フレーズは16beatなんですが音の長さは
32分音符で打ち込んでます。
動画は最初はDecayの値を最小にして段々上げていきます。
トーンがスタッカートから段々レガートになっていって
フレーズの感じが変わっていくのがわかると思います。
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— livaeal (@livaeal) 2017年5月6日
【DTM】シンプルなシンセで使い方を覚える③:TAU Bassline(1) pic.twitter.com/PvEHNqQao6
このようにDecayの機能を活かすためにスタッカート気味に
打ちこんでおきましょう。
CutoffとQ(レゾナンス)の使い方
CutoffとQの具合でサウンドが変わります。
TB-303の場合、積極的にパラメータを動かしましょう。
長い曲が盛り上がるにつれてフィルターも
どんどん開いていく…そんな使い方です。
Qを深くすることによりビヨビヨと下品な音になります。
このようなビヨビヨとした音は「ACID Bass」と呼ばれる
シンセの定番テクニックです。
Envのパラメータも含めて
思いっきり上げるとピーピーと発振するようになります。
サウンドを過激に壊すときには発振まであげてください。
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— livaeal (@livaeal) 2017年5月6日
【DTM】シンプルなシンセで使い方を覚える③:TAU Bassline(2) pic.twitter.com/SyMwy5UDlT
Glideの使い方
Glide機能はスライドのような機能です。
ノートとノートをポルタメントで繋げます。
Glideの機能を使うには
Glideツマミを上げてツマミ横のランプが
赤くなっていることを確認してください。
一時的にGlideの機能を無効にしたい場合、
Glideツマミ下のRETRIGスイッチを右にします。
Glideはms(ミリセカンド)単位で音をスライドしきる
時間を設定します。
打ち込みの方法は下記○箇所のようにノートを少しだけ
重ねて打ち込みます。
動画は上のピアノロールのフレーズをループして
Glideのmsの値を変化させてます。
70ms近辺ではしっかりピアノロール通りの音程が
出せてますが、それ以上になると音の長さより
ポルタメントのほうが長くなるため
狙った音程に到達しません。
ただこれはこれでエフェクトとして使うのは面白いので
場合によって使い分けましょう。
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— livaeal (@livaeal) 2017年5月6日
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次回で最終回で、エフェクトを使ったり
複数のTau Basslineを使ってみたテクニックを紹介します。
次回はこちら。