【DTM】シンプルなシンセで使い方を覚える④:TAU Bassline
どもdeeです。
今回で最終回の"シンプルなシンセで使い方を覚える"です。
前回の記事はこちらから。
エフェクトを使ったり
複数のTau Basslineを使ってみたテクニックを紹介します。
エフェクター:ディレイを使う
シンセに限りませんがリズミックな楽器にディレイを使うと
面白い効果が得られます。
ディレイは山彦のように音が返ってくるエフェクターです。
テンポとシンクロさせ8分音符や付点8分音符に設定します。
すると音が重なり合い音が和音になります。
ディレイはでもトラックに挿してもいいです。
またマルチタップディレイやピンポンディレイでも
面白い効果が得られます。
動画は、最初はドライで3小節目からディレイをかけてます。
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— livaeal (@livaeal) 2017年5月9日
【DTM】シンプルなシンセで使い方を覚える④:TAU Bassline(1) pic.twitter.com/S4DuBdtiWE
エフェクター:ディストーションを使う
ディストーションはギターのみならず
単音のシンセにも有効です。
TB-303(TAU Bassline)はCutoffとQ、MODを上げると
フィルターが発振気味になります。
ディストーションをかけることで発振具合も
より強調されて過激になります。
動画はディレイのときと同じフレーズですが
リードのシンセにディストーションをかけてます。
前出の動画と比べてサウンドが過激に発振しているのが
確認できると思います。
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— livaeal (@livaeal) 2017年5月9日
【DTM】シンプルなシンセで使い方を覚える④:TAU Bassline(2) pic.twitter.com/kfAwyizH2c
複数、同じシンセを使うときのテクニック
シンセでは同じフレーズを違うシンセで音を重ねることを
"レイヤーを重ねる"といいます。
同じシンセの音でも単純にふたつにすると
音が太くなります。
しかし同じ音より設定をかえた音を重ねたほうが
色々な効果が得られます。
①デチューン
同じ音程を弾いているシンセの片側のピッチを
少しだけズラします。
TAU BasslineのTUNE:FINEの数値を動かすことで
微妙なピッチを変更できます。
ピッチがズレた音程と重ねると
音が太くなったように聴こえます。
ちなみにデチューンはサウンドを二つ用意しなくても
コーラスやピッチシフターといった
エフェクターでも代用できます。
②オクターブ
同じ音程を弾いているシンセの片側のピッチを
オクターブ上(或いは下)にして重ねます。
TAU BasslineのTUNEの+(ー)12に設定すると
オクターブ上(或いは下)に音程を変えることができます。
③フィルターセッティング
基本的な音は一緒のシンセの音で
フィルターの動きを変えたものを合わせます。
一言では説明できないような
複雑なうねりをもったサウンドができます。
上記3つのテクニックをつかってみた動画です。
0:04~:デチューン
0:09~:オクターブ
0:12~:両方のシンセのフィルターを適当に動かしてます
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— livaeal (@livaeal) 2017年5月9日
【DTM】シンプルなシンセで使い方を覚える④:TAU Bassline(3) pic.twitter.com/x9WgkGeQ0e
ここでのテクニックはTau Basslineより複雑な
シンセを理解をする助けにもなります。