【ギター】Spirit by STEINBERGER GT-PRO Deluxe その①
どもdeeです。
久々にギター買いました!写真点数多めです。
Spirit by STEINBERGER GT-PRO Deluxe。
STEINBERGER、1980年に興されたギターブランドです。
販売当時、革新的な機能を装備して
トップブランドとなりました。
ギターの特徴としてはヘッドがない、
ボディも最小限しかないデザインになっており
音程をキープしたままアーミングできるトランストレムや
ネックやボディがグラファイトを採用したり
従来のギターの常識を打ち破る機能満載でした。
ヘッドがないことでダブルポ-ルエンド弦という特殊な弦を使用します。
元々ワンアンドオンリーの装備が多いため
品薄が続きギブソンも採算が取れなくなり
方向転換。昔は30万を超えるようなモデルばかりでしたが
生産拠点を韓国に移し、価格を抑えて販売されてます。
しかし、品薄は現在も続いており
2016年には生産が停止されました。
現在も在庫が出回っているのは、エントリーモデルのSpritのみで
上位機種のSynapseやZT-3は在庫が残っていないようです。
とりあえず、SpritかSynapseを探してました。
しかしSynapseは出回った数が少なそうなので中古のSpritに
以下条件で狙いをしぼりました。
・ケースがついていること
・普通の弦が使えるアダプタが付属していること
・フロントがハムバッカーであること
んで、ほぼ条件通りの品がありました。
買って3ヶ月で売りに出されたとのこと。
弦高が高く、その方には合わないとのことでした。
PakerGuitarと比較してみても大きさが小さいのがわかるかと思います。
ケースも付属してました。
Spiritのオリジナルケースはペラペラで頼りないのですが
RITTERのケースも付属してくれました。オリジナルケースより
一回り大きいですが、いろんな箇所にポケットがあります。
ピックアップはEMGっぽいデザインですが
アクティブではなくパッシブです。
ネット上の評判では酷評されていたので心配でしたが
結構普通に使える音だと思います。
フロントPUのトーンはお気に入りです。ジャズっぽい音もでます。
ちょっと録音してみました・・・が、Iphoneから音がでない。
— livaeal (@livaeal) 2017年9月10日
どうもずっとヘッドフォンモードになってる。
前もなったけど、何して治ったんだっけな。
ギターはちょっとチューニング怪しいですが、結構いい音です。
クリーンが良くないって評判がありましたが、全然使えそうです。 pic.twitter.com/cZ8gCUlvp4
センターPUの音量が小さいと評判です。
ただハムの音は結構太いのでバリエーションとしては
悪くないかなーと思ってます。
歪ませるならリアPUかな…でも歪ませるとラインっぽいというか
立体感のない音です。オケの馴染みは良さそうです。
全体的にコンプがかかったようなサウンドで
サウンドに色気はありません。
弦から離すと音に腰がなくなります。
上部のブラスは付属していた通常の弦を装備できるアダプタです。
ナットはなく0フレットが採用されてます。
そのためチョーキングをすると0フレット上を弦が動きます。
それが気になる人が結構いるようです。
指版はローズウッド。最近のギターっぽく
指版材の質はそこそこです。
ネックはちょっと順反り気味にセッティングするのがいいようです。
ちょっとストラトなんかと違ってハイポシジョンが少し
自分の好みより起きている印象です。
このネックの角度とシェイプ、ナットのないところは弾き心地として
好みが別れそうなところ。
電装系をちょっと覗いてみました。
狭い中にぎゅうぎゅうです。
ボリュームに韓国製であることが明記されてました。
中国製もあるようですが、これは韓国製でしょう。
ピックアップの交換は苦労しそうです。
ネック材・ボディ材ともにメイプルが起用されてます。
ネックはメイプルの3ピースラミネイトでスルーネック構造です。
ヒールレスでハイフレットも弾きやすい。
ストラップピンがネックエンドにあります。
ストラップでもつとボディが小さいので違和感はありますが
バランスはいいです。
コントロールは1Vol/1Tone、5wayのピックアップセレクターです。
つまみは程よい硬さです。
ピックアップの高さが総じて高めです。
こんなボディシェイプですがボディは低音を中心によく響きます。
ブリッジはR-Trm。Rトレムは音程をキープできません。
使ってみた感触としては過激にアーミングしようと思うと
アームアクションが固く使いにくい印象です。
アームアップは半音くらい。ダウンはがんばって1音半くらい。
コードにビブラートをかけるくらいの使い方だと
結構大きく音量が少ない力でも大丈夫です。
アームはロックできるので、自分は基本、ロックして使うことになりそう。
座って弾くためレッグレスト。
所謂、ボディにくびれがないので座って弾くときには
これで足におくくびれを作ります。
ネックの裏まで塗装されています。
ツルツルに塗装されているので、滑るような感覚があります。
ネックシェイプはU字型でローフレット側は結構太いです。
ハイフレット側に行くと少し幅は広くなるかわりに
厚みは減っていくようなデザインになっているみたいです。
ボディシェイプにも余計なものがないので、
12フレット以上でもコードが簡単に押さえられる…
コレに一番感動しました。
ボディ下の大きなネジでアームのフローティング具合を調整します。
アームは前後に動きますがスムースな動きはシンクロより狭く、
フロイドローズぐらい動かそうと思うとアームアクションは硬く
ボディが動いてしまいます。このギターの一番目立つ不満点ですかねー。
たぶん、普段アームは使いません。
アームは使わない場合はこの大きなネジの横には
ブリッジのロックが付いてます。
これでロックするとアームは前後しなくなります。
アームは通常の位置のほか
ジミヘンやSRVのように上部にアームを付ける事ができます。
オクターブチューニング調整が少し変わっていて
ブリッジ側面手前側にイモネジを緩めると6つの
コマが指で動かせるようになります。
一度緩めると全部調整しないといけない面倒くささがあります。
弦高は各サドル個別のイモネジで調整します。
弦高が高い個体があるみたいです。
昔、自分のバンドのレコーディング中、
ボディのあるGMシリーズを借りていたことがあります。
グラファイトネックは反らない・・・とのことでしたが
実際は結構な頻度で反るみたいです。
自分が借りた筐体は安定してました。チューニングも狂いにくかったです。
ちょっと重かったけどいいギターでした。
長くなりましたが、全体の作りはオリジナルスタインバーガーを
よくリスペクトしながら現代風によくアレンジされ使い勝手が
グラファイトモデルより断然よくなってます。
ボディが小さいからトラベルギターとしてもいいですね。
小さくて満員電車でも通常のギターに比べたら格段に持ち運びもラク。
韓国産ということで個体差があるようです。
機会があったら他の方の所有している機体もちょっと弾いてみたい。
最後にサウンドはこんな感じ。全体的80sの感じの音がします。
歪ませる場合、クランチでは全然色気のある音は出ないので
結構、ズーンと歪ませるほうがPUのキャラと合うようです。
自分が弾いているポジションが不意にわからなくなることが多いのと
アームを使うとボディが動いちゃってる(^_^;)
#今日のおやすみ
— livaeal (@livaeal) 2017年9月12日
DVDドライブは壊れるし
風邪がひどくなるし踏んだり蹴ったり=3
今日はスタインバーガーを歪ませてみた
いつものクランチトーンだと腰がなくて
結構深く歪まさないと
アームを使うとボディが動くw
ホーキング博士「人類はあと100年で終了」ヒー
また明日ー pic.twitter.com/s1PvG2QxRX
コンプ・コーラスなど80s定番エフェクトの相性はバッチリ。
JC-120と組み合わせると最も「らしい」音になるギターかも。
#今日のおやすみ
— livaeal (@livaeal) 2017年9月11日
スタインバーガーの音はコンプやコーラスと
相性が良さそうなので試してみました
イメージとしてはデヴィッドボウイやナイルロジャースとか
意外に暑い一日
アゲアゲホイホイ?
最近パズドラについていけません・・・
また明日ー pic.twitter.com/54IJs80ip8