【ギター】Tagima guitars TW-27
どもDeeです。
今年はコロナのせいかギターを買う本数多いなあ。
というわけで、TwitterのフォロワーさんからTagima guitarsの
TW-27というエレガットを買ったのでレビューです。
Tagimaギターはブラジルのギターメーカー。
一時期、キコ・ルーレイロが使用してました。
開発はブラジルで製造国は中国。
ボディはジャンボサイズで、厚みもかなりあります。
ですが、鳴りはお世辞にも豊かな感じとは言えません。
トップはスプルース材で、サイドバックはアガチス。
アガチスはぱっとみマホガニーっぽいですが、
木材としてはアルダーに近いとか。
固さはアルダーより柔らかくアジア製の安いギターに用いられる材です。
サウンドはクセがありませんが、どこか音が軽くなりがちです。
少しバスウッドと似ているところがあるかも。
指板はテクニカルウッド/ブラックウッドとスペックシートに記載あります。
おそらく合板、ベニアでしょうか。
ブリッジは指板と同じ材質のようです。
ネジでとめられてるのはオベーションと同じかな。
ボディを叩くスタイルのでブリッジの角に手をぶつけると痛いんですよねw
ここは丸くして欲しかった。
ピックアップ・プリアンプはTagimaオリジナルのようですが
よくある中華製のプリアンプだと思います。
チューナーは精度良く便利。
チューナーオンにするとプリアンプはミュートされます。
と、スペックから楽器として価値としてはそんなに高くないのですが
良くないかというと悪くない。
中国製の安いギターってのは、ハイエンドギターやヴィンテージのような
味わいもありません。
日本製のギターにあるような安定感って意味でも雑なところは多々ある。
しかし、少々乱暴な環境で使用する道具としてのギターとみると
よくできてます。
弾きやすいスペックで、生音はクセなく安定してます。
アガチスボディの音質の軽さを、ラージボディ設計して
低音のバランスを補っているのかも。
アンプ・PAに通せばさらにしっかりとバランスのいい音になります。
インブリッジピエゾですが、結構ボディを叩く音を拾います。
コンピュターの進化が、低価格のギターの質を押し上げてるなあと思いました。
ヘッドデザイン好きです。
Woodstockの27は何を意味するんでしょ?
調べたらわかったかもしれないけどw
前回のアリアも中国製なのですが
やはり海外メーカーと日本メーカーの違いは検品精度ですかね。
アリアも高いギターではないですが木目がキレイで塗装の質も高いです。
ギターの品質が安定してます。
Tagimaのスプルースは木目はお世辞にもキレイとはいえず
日本メーカーなら採用されないであろうとキレイではない木目が採用されてます。
最後に動画でサウンドサンプル。
エレアコとしてとてもいい音。ライブ用としてボロボロにしようかと思います。
タジマギターのサウンド
— Livaeal (@Livaeal0) October 4, 2020
ボサノバっぽいのかフラメンコちっくで
中国製のプリアンプって音いいです
なんで?フィッシュマンあたりの回路をコピーしてる?
EQのブーストが音割れするほど強烈に効きます。 pic.twitter.com/qgHsPVkhHb