【ギター】Parker fly Deluxeのフレット修理
どもdeeです。
Parker fly Deluxe
人間工学に基づき、薄く、そして軽量に作られたこのギターは、ボディ構造による高い操作性と優れたレスポンス、そして豊かなサスティンを特徴としており、独特なルックスと裏腹に活躍するジャンルを選ばない自由度の高さを持っています。
Spaezelロッキングペグ、板バネを使用したオリジナルのトレモロユニット、カーボン指板にステンレスフレット。
DiMarzioにてカスタムワウンドされた2基のハムバッカーによるパワフルなサウンドに加え、ブリッジに内蔵したピエゾピックアップを駆使したアコースティックサウンドも出力可能です。
…とJ-Guitarにあった商品紹介をまんまパクらせていただきました。
そんなParkerギター、欠点がフレットです。
通常のギターと違い、指板にフレットが打ち込まれているわけではなく
接着剤で接着されてます。
過去にもフレット浮きを経験し、当時の輸入代理店のコルグや
神田商会に修理を依頼したこともありました。
そんな中…
うぎゃあー、Parkerのフレットが外れたっ!
— Livaeal (@Livaeal0) 2019年3月9日
Parkerはフレット、打ち込んでなくグラファイトの指板に接着されてるんです。今は正規輸入代理店もないし…グラファイトとステンレスの接着ってどの接着材を使えばいいんだろう。教えて!神田商会の人!! pic.twitter.com/6fiXZETvRz
Parkerのフレットが剥がれてしまいました。
Parker Guitarはすでに日本には輸入代理店がなく
修理持込み先もよくわかりません。
(過去Parker Guitarを理解していない楽器屋店員にこのギターを一度壊されました)
なので自力での修理を試みました。
一番の問題点はどの接着剤を使用するかでした。
カーボングラファイトとステンレスフレットの接着。。。
Twitterにいる賢者の皆さんが
「エポキシ系ニ液タイプの接着剤がいいのでは?」と
教えていただいたので試してみました。
300円くらいのものです。
とりあえずParkerフレット修理用にこの接着剤を試してみる。
— Livaeal (@Livaeal0) 2019年3月10日
実際の修理は今日は時間取れないかなあ。 pic.twitter.com/7dV3ssA1om
値段もピンキリですが高いものは硬化時間が早いようです。
硬化が遅いほうが強度が強いとのコメントもあり
あえて硬化が遅いものをセレクトです。
実は昨日、修理しておいたよ…。
— Livaeal (@Livaeal0) 2019年3月16日
上手くくっつくかなー。 pic.twitter.com/tSWGM1MHyK
ネック側に当て木をおいてクランプでフレットを固定。
前の接着跡は残してフレットが動かないようにハメました。
結果。。。
治ったよー。
— Livaeal (@Livaeal0) 2019年3月16日
くっついたー。
グラファイトだから心配だったが。
写真じゃわかりにくいけど、ちょい接着剤はみ出たし、クランプで指板に傷作ったー。 pic.twitter.com/yRCziZPZUz
すこし失敗しましたが、概ね成功!?
サウンドチェック。
音や弾き心地には問題ないー!
— Livaeal (@Livaeal0) 2019年3月16日
皆んな、ありがとう。
いただいたヒントのおかげで問題なくリペアできました。
先人の知恵って素晴らしい! pic.twitter.com/Fj6NywaMT5
問題なしです!
もし同じような症状でParker Guitarが朽ちて
自前で修理するような方(相当、ニッチ)がいたら参考になればいいかなあ。