SHIINBLOG

Liva's anything about...?

都内で活動中の本格派アコースティックユニットLivaealのブログです♪

アリー/スター誕生

随分長い事、あまり映画を観る時間もありませんでした。

今後もどれだけ余裕が出来るかまだ分かりませんが、

観たものは記録していこうと思います。

久しぶりの音楽映画は、公演されていた時から観たいと思っていた

『アリー/スター誕生』。

2020年、初映画です。

f:id:livaeal:20200113131236j:plain

約1年間の時を経て、ようやく観る事が出来ました。

 

昼はウエイトレスとして働き、夜はバーで歌っているアリーは、

歌手になる夢を抱きながらも自分に自信が持てなかった。

ある日、ひょんなことから出会った世界的シンガーの

ジャクソンから歌を高く評価される。

アリーは彼に導かれてスター歌手への階段を上り始め、

やがて二人は愛し合うようになるが、ピークを過ぎたジャクソンは、

徐々に歌う力を失っていく。

(2018年・アメリカ)

 

他人への愛に対峙する素直な気持ちと、自己愛。

見栄や自己防衛心や嫉妬…。

邪魔なものだと思っていても切り離せない気持ちの一つです。

傍から見ると割り切るべきだと言えたとしても、

どうしても消化できない愛の形が垣間見えました。

「自分」を保てるのはいつも愛と自己愛の狭間なのかもしれない。

人を受け入れる事と才能を生かす事、

また自分を許す事と受け入れる事の難しさを感じました。

 

一度狂ってしまった歯車は悲しいかな元に戻る事はない…。

そんな残酷な現実を突きつけられたようです。

 

私はレディー・ガガの音楽が元々好きですし、

この映画でも存分に彼女の歌の魅力を感じます。

それと同時にブラッドリー・クーパーの音楽も素晴らしく、

二人の音楽の力があってこその映画の世界観でした。

「魂の歌」を感じる音楽性のある映画でした。

 

ストーリーとしては先の読めるシンデレラストーリでしたが、

本当に音楽がそれを追い越していた印象を受けました。

今年初映画で初泣きの作品です。


映画『アリー/ スター誕生』予告【HD】2018年12月21日(金)公開